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ゆにわのうたひ

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ゆにわ 10年ぶりの新アルバム、リリースしました!



昨日、古代出雲歴史博物館の企画展『弥生青銅器に魅せられた人々 その制作技術と祭祀の世界』が開幕となりました。
オープニングセレモニーで、今回のテーマ曲『むすびていはふ』の演奏もさせて頂きました。

気がつけば、歴博での企画展テーマ曲制作も通算3作目となり、これを機に、アルバムを作ったらどうだろうという事になったのは、昨年の夏の頃だったと思います。
昨年は、東日本大震災と続く原発事故という大きな衝撃に翻弄され、一時は音楽などやる気になれなくなってしまった時期もありました。そんな中で制作の依頼を頂く度、その企画展に関する色々な事を調べたりしているうちに、古代の人々はどうやって自然と調和し、共同体としての暮らしをうまくやってこれたんだろう?と言う問いが、今まで以上にリアルな現実感を持ってきました。

そうして、自分なりに考えていくうちに、ここには、この困難な現代を生き抜いてゆくためのひとつの答えがあるように思えてきました。いわば古代からの贈り物とでも言うようなこのメッセージを、できるだけシンプルな形で音楽にしようと試みた結果、いつの間にか一枚のアルバムが完成しました。

今回はジャケット・アートを大田市在住の現代美術家若智大暉氏に、ミックス&マスタリングはNY在住のエンジニア真田浩之氏にお願いしました。彼とはなんと20年ぶりの共同作業で、今回はネット経由でファイルをやり取りし、連日skype会議を繰り返しつつという作業で、時代の変遷を感じました。

歴博テーマ曲3曲と、特別展観音巡礼に因んで書き下ろした『波羅蜜多』、10年以上レパートリーになっている秀真伝の『あわのうた』の新バージョン、海の癒しといのちの巡りを通して、被災地で犠牲になった方々の魂に捧げた『うみのあなた』、様々な民族楽器を駆使した19分超の自然賛歌『おとのたび』を収録した、渾身の一枚です。全7曲、¥2,000です。

アルバム取り扱い店舗3/26現在

ゆにわ 090-9805-8860 yuniwa@i.softbank.jp(メール便、通販も可能です)

古代出雲歴史博物館 ミュージアムショップ
http://www.izm.ed.jp/cms/news.php?mode=yoyakuadd&id=899

マリンタラソ出雲
http://www.talaso-izumo.jp/index.html

チーナカ豆 http://cyana.seesaa.net/

Est・a aloma esta.aroma@gmail.com

他、松江 Reco さんでも購入できます。

他にも、うちで取り扱ってもいいよ!という方がおられましたら、是非ご連絡下さいね!

ひとりでも多くの方に聴いて頂きたいです、どうぞよろしくお願いします!

ゆにわ 拝

# by YUNIWAUTA | 2012-03-18 13:15 | おとだま紀行 | Comments(0)

2011年総括

ゆにわは昨日で今年の仕事おさめ。

ボディワークでも、今年も沢山のお越し、ありがとうございました!
今年は特に震災と原発事故、世界中で起こった異常気象や動乱など、世の中の変化が大変激しかったので、クライアントさんの身体にもいつもにない変化が大きくあり、また自分自身も大きな意識変化を余儀なくされた一年でありました。

一時、震災のショックから音楽活動の方には気持ちが向かえなくなったりしましたが、何故かワークショップでは子供に関わるオファーを多く頂いた事で大きな癒しを得て、また自分自身が向かうべき方向性も見えてきたように思います。

2011年 一年の総括

1月
・松江青少年支援センターでの活動延長でドラムスクール開始。
・飯塚ドラマスクールにて、今まで社会人向けにしか開催してこなかったソングワークを初めて子供達に。
・佐賀 託老所でのワークとファミリーシアターに初参加。佐賀インプロメンバーとインプロライブ。

2月
・古代出雲歴史博物館の企画展テーマ曲「CROSS ROAD」作成、TVCMなどでも曲が流れる。

3月
東日本大震災発災
・飯塚ドラマスクールOB公演、インプロ公演
・歴博にてライブ。音楽、パフォーマンスの存在理由について、より深く考えるようになる。

4月
脱原発集会に参加。音楽活動に気持ちが向かえず、社会運動含め、世界の情勢、裏側の真実追求に執心。

5月
上関へのリサーチ、友人と共に脱原発集会主催。
・歴博にてトークライブ

6月
・旧大社駅にてライブ(映像使用の試み)
・安来市宇賀荘幼稚園にてワーク、幼稚園児50人は流石に大変だった…リベンジ希望!

7月
・古民家にてビジョン茶話会
・大阪にて子供対象にワーク。

8月
・大阪にて子供対象にワーク。
・飯塚インプロメンバーと被災地(宮城県)へ
インプロ公演、ワークショップ、大川小学校にて音の献花。
・古代出雲歴史博物館の企画展テーマ曲「たたらうた」作成。

9月
・大阪にて子供対象にワーク。
・歴博観月会ライブ。
自然との繋がりを思い出すべく屋久島へ。
屋久島~霧島山系~高千穂~阿蘇山と縄文文化と神話の旅。

10月
・大阪にて連続ワーク。

11月
・古志古民家塾にて生楽器のみの企画ライブ「五蘊礼拝」
・温泉津町井田文化祭イーデンイーデン出演。優勝。米俵一俵獲得。

12月
・「子供とメディア」にて、家族の歌つくりワーク。
・インプロ集団「モザイクス」公演
・飯塚ドラマスクール発表会。
・インプロマラソン 初参加。


こうして振り返ってみると、今年は色んな場所で特に子供達に触れる機会が多かったと思います。大阪での4連続ワークでは図形楽譜での作曲、演奏に挑戦してもらったりしながらも、積み重ねによって子供達の中からも自然と歌が産まれてくるのに感動しました。また、飯塚での家族の歌つくりワーク。
当初はどうなることかと心配しましたが、見事に四家族のそれぞれのオリジナルソングができました。
予定があったのに、帰りたくないと言って残ってくれた子供が居たのも嬉しかったです。

僕自身子供は大好きですが、現代の子供が置かれている様々な問題に対しても、色々と思うところがあり、今後地元に於いても、何らかのアクションを起こせないかと画策中です。ワークショップなど、企画中の方やご興味ある方、是非ご連絡を!

歴史博物館でのテーマ曲作成のオファーや観月会、ミニライブなども今年は沢山させて頂きました。次回3月の青銅器展のテーマも作成中で、ここまでで一枚のアルバムにしてリリースの予定です。
また、「五蘊礼拝」のアルバムも同時リリースの予定です。

また、一年を通じて、飯塚メンバーとは被災地訪問や舞台公演、インプロライブも含め様々なシーンでご一緒させて頂きました。何せ震災の翌日に飯塚でしたから…リハ中にTwitterで一号機の爆発の記事を見た時の衝撃は今でも忘れません。図らずも、今年始め頃から上関での原発建設に関する騒動に関心を寄せ、自分なりに原発事故や放射能影響について調べていた最中でしたので、東京に居る友人の事も含め、目の前が真っ暗になりました。そんな中での公演でしたから、メンバーとは独特の深い縁があるに違いないと感じています。

飯塚での今年最後の日に、山田先生から大川小学校のご遺族の方からお米と一緒に送られて来たお手紙と詩を頂きました。満月の照らす中で捧げさせて頂いた音楽と、皆さんで歌った大川小学校の校歌。
その時に聴こえた子供達の歌声は今でも忘れません。送っていただいたお米は、遺族の方の未だ癒えぬ涙の味がしました。

おそらく誰にとっても激動の一年であったと思われる2011年でしたが、今年出会った沢山の方々、お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんにとっても、また来年はより良き一年となりますように。
被災地の方々の痛みが癒されますように。
世界が平和になりますように。
心よりお祈りしています。

歌島 拝



# by YUNIWAUTA | 2011-12-28 13:37 | 雑記帳 | Comments(4)

沈没船には乗らざるべし!

震災から7ヶ月、またも世田谷や横浜で高い放射線量のマイクロホットスポットが見つかり、原発の状況は、政府発表とは裏腹に全く収束の方向性が見えていません。
こうしたニュースの影に隠れて、こそこそと、しかもはっきりと状況が見えにくい中で着々と進みつつあるのがTPP。
なにせ内情がよく分かっていないうえ、報道の方も今イチ歯切れが悪い、一見農業問題かのように思われがちですが、実はトンデモナイ問題を含んだ、ムチャ振り契約とでも言えるようなシロモノです。

大変分かりやすいまとめサイトがありますので、TPPって何?という方は、まずこちらをお読み下さい。

『サルでもわかるTPP』
ここをクリック

そして先日行われた岩上安身氏による元農林水産大臣山田正彦氏へのインタビューも、是非ご覧下さい。山田氏は『TPPを慎重に考える会』の会長もされています。

http://iwakamiyasumi.com/archives/13430


震災復興と原発問題で大変な事になっている日本。
こんなものを許してしまうと、原発どころの騒ぎでなくなってしまうかもしれません。。。

# by YUNIWAUTA | 2011-10-13 13:11 | 雑記帳 | Comments(0)

たたら展、神迎えライブとイーデン・イーデン 

気付くと原発関連の記事ばかりで、ゆにわはちゃんと活動しているのか?と言われそうですが、たまには音楽活動の方のお知らせを....

直近では古代出雲歴史博物館の観月会にてのミニ・コンサート、今年で3年目になります。毎回呼んで下さって本当にありがたい。今年は月も見事に出てくれて、お客さんも200名超、心地の良い夜でした。


今回は10月7日(金)から始まる企画展『たたら製鉄と近代の幕開け』のテーマソングの発表も含めていました。(TSKのCM枠では流れているはずです)歴博のHPにて試聴できますので、よろしければ聴いて下さい。たたら踏みの労働歌というイメージで作りました。

企画展「たたら製鉄と近代の幕開け」


ここからはライブのお知らせ。
来る11月3日〜6日、神戸を中心に活動中のアートセラピスト森すみれさん主宰のワークショップが出雲の古志古民家塾にて開催されます。

詳細はこちら〜アーツ・コミュニケーション・ラボ

相方の智美が森さんからアートセラピーの手ほどきを受けているご縁で繋がったのですが、このワークショップの中の5日2時からの即興演奏ワークと7時からのライブで関わらせて頂く事になりました。ライブはワークから別枠になっていますので、ライブだけ参加、もちろん大歓迎です。

図らずも、このライブ、ちょうど今年の神迎え神事の日と重なっているんですね、しかも7時スタート。(出雲大社のご神事は歌舞音曲禁止なんですが、古志は離れていますので、こっそりやります。)


ライブ日時 2011年11月5日(土)18:30open 19:00start
場所    古志古民家塾 google mapで表示
参加費 1500円(チャイ付き)
お問い合わせ先 アーツ・コミュニケーション・ラボ
        e-mail mail@a-c-lab.com tel&fax 078-361-0128
お申し込み先  mail@a-c-lab.com または 古志古民家塾 0853-31-8211

もしくは『ゆにわ』までお申し込み下さい。
古志古民家塾は、一級建築士の江角さんのアトリエで、古民家を改装した素敵すぎる空間です。
薪ストーブやかまど、周囲の静かな森の音などと一緒に、ゆるりとした夜のひとときを演出します。



さて更に、これは僕たちの出演だけでなく、募集も兼ねておりますが。
友人で、大田市在住の彫刻家であるウラニウムさん(実は本名をまだ知らない)が企画に関わっておられる『超一芸一俵日本一大会”イーデン イーデン”』というお祭りがあります。

HPはこちら〜イーデン イーデンHP

『超一芸一俵日本一大会 "イーデン イーデン"』
島根県大田市温泉津町井田開催の「井田産業文化祭」において超一芸一俵日本一大会 ”イーデン イーデン ”を催します。最優秀賞は米俵一俵。 

応募対象:歌、演奏、演説、ものまね、ペットの芸、替え歌、お笑い、漫談、落語、演劇、自慢話、語学能力、計算能力、記憶能力、踊り、ダンス、パントマイム、独創詩や文の朗読、アート、その他人前に披露できるものすべて。 

日時:2011年11月20日 (日曜日) 午後 15時 場所;島根県大田市温泉津町井田 ロー255番地 井田まちづくりセンター 

持ち時間:5~10分  

条件;お米が好きな人、老人を大事にする人  

審査 : 見学する町民全員(数百人)による投票 
一等賞品の米(60キロ)は60の農家のそれぞれの米が別々に詰められ、60種類の米味が楽しめます。参加者にも小米俵進呈! 寝袋持参で無料宿泊可 

問合せ&申込みは 井田まちづくりセンター 
TEL 0855-66-0711 または メルアド mc-ida@iwamigin.jp 


との事です。

我こそはという方、是非、ご参加を!
# by YUNIWAUTA | 2011-10-04 01:04 | おとだま紀行 | Comments(2)

もの言わぬは腹ふくるる...

昨日9月19日。

都内では作家の大江健三郎氏などの呼びかけによって『さよなら原発アクション』と称する大規模なデモがありました。明治公園だけで6万人も集まったと言われますが、ほとんどの報道機関はわずかに取り上げるか無視されてしまいました。



動画もあります。




上記動画の中には沢山の方のスピーチが収録されています。

最後の「ハイロ(廃炉)アクション福島原発40年実行委員会」の武藤類子さんのスピーチが『猫ぼけ生活』さんのブログ(http://ameblo.jp/cats-dararaka/)に書き起こされていましたので、ここに転記させて頂きます。

=========================================

福島の皆さん、どうぞ立ち上がってください。
今日は福島県内から、避難先から、何台もバスを連ねて、
たくさんの仲間と一緒にやってまいりました。
初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。
それでも福島原発で起きた悲しみを伝えよう。
私達こそが原発いらないの声をあげようと、声を掛け合い誘い合ってやってまいりました。

はじめに、申し上げたいと思います。
3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆることに取り組んできたみなさん、
ひとりひとりを深く尊敬いたします。
そして福島県民に温かい手を差し伸べ、繋がり、様々な支援をしてくださった方々に
お礼を申し上げます。ありがとうございます。
そしてこの事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供達、
若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心から謝りたいと思います。
本当にごめんなさい。

さてみなさん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を望む
浜通り、桃、梨、林檎と果物の宝庫の中通り、猪苗代湖と磐梯山のまわりに黄金色の
稲穂が垂れる会津平野、そのむこうを深い山々が縁取っています。
山は青く、水は清らかな私達のふるさとです。

3.11原発事故を境に、その風景に目には見えない放射能が降り注ぎ、
私達は被曝者となりました。
大混乱の中で、私達には様々なことが起こりました。
素早く張り巡らされた安全キャンペーンと不安の間で、引き裂かれてゆく人と人との繋がり。
地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人が悩み悲しんだことでしょう。
毎日毎日、否応なく迫られる決断。
逃げる、逃げない。食べる、食べない。
子供にマスクをさせる、させない。
洗濯物を外に干す、干さない。
畑を耕す、耕さない。
なにかに物申す、黙る。
様々な苦渋の選択がありました。

そして今、半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
事実は隠されるのだ。
国は国民を守らないのだ。
事故は未だに終わらないのだ。
福島県民は、核の実験材料にされるのだ。
莫大な放射能のゴミは残るのだ。
大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ。
私達は捨てられたのだ。

私達は疲れと、やりきれない悲しみに、深いため息をつきます。
でも、口をついて出てくる言葉は、
「私達をバカにするな」「私達の命を奪うな」です。

福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
子供達を守ろうと、母親が父親が、おじいちゃんがおばあちゃんが、
自分達の未来を奪われまいと若い世代が、
大量の被曝に晒されながら、事故処理にあたる従業者を助けようと労働者達が、
土地を汚された絶望の中から農民が、
放射能による新たな差別と分断を生むまいと障がいをもった人々が、、
一人ひとりの市民が、国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声を上げています。

私達は静かに怒りを燃やす、東北の鬼です。
私達福島県民は、故郷を離れるものも、福島の土地に留まり生きるものも、
苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私達と繋がってください。
私達が起こしているアクションに注目してください。
政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発放射能についての学び、
そしてどこへでも出かけ福島を語ります。
今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。
思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。
私達を助けてください。
どうか福島を忘れないで下さい。

もうひとつ、お話したいことがあります。
それは私たち自身の生き方、暮らし方です。
私達は何気なく差し込むコンセントの向こう側を想像しなければなりません。
便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っているということに、
思いを馳せなければなりません。
原発は、その向こうにあるのです。

人類は地球に生きるただ一種類の生きものにすぎません。
自らの種族の未来を奪う生きものが、他にいるでしょうか。
私はこの地球という美しい星と調和した、まっとうな生きものとして生きたいです。
ささやかでもエネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、
豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。
どうしたら、原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか、
誰にも明確な答えはわかりません。

できることは誰かが決めたことに従うのではなく、
一人ひとりが、ほんとうにほんとうに、本気で自分の頭で考え、
確かに目を見開き、自分が出来ることを決断し、
行動することだと思うのです。
一人ひとりにその力があることを思い出しましょう。
私達は誰でも変わる勇気を持っています。
奪われてきた自身を取り戻しましょう。
原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横に広がり、繋がり続けていくことが私達の力です。

たった今、隣りにいる人と、そっと手を繋いでみてください。
見つめあいお互いの辛さを聞きあいましょう。
涙と怒りを許しあいましょう。
今繋いでいるその手の温もりを、日本中に世界中に広げていきましょう。
私達一人ひとりの背負っていかなければならない荷物が、途方もなく重く
道のりがどんなに過酷であっても、目を逸らさずに支えあい、
かろやかに、ほがらかに、生き延びていきましょう。

ありがとうございました。

==================================
# by yuniwauta | 2011-09-20 21:55 | 雑記帳 | Comments(0)

被災地への想い

8月8日から13日まで、大阪〜宮城へとワークショップとパフォーマンスの旅をしてきました。
大阪では子供たちへのソング(とうより音遊び)のワーク、宮城では飯塚ドラマスクールOBのメンバーと共にワークとパフォーマンスを子供たちへの文化支援の一環として。

中でも、震災以降、被災地へと赴くのは初めてでしたし、ネットを通じて感じていた事と現地の空気の中で感じる事とはきっと違うと思っていました。色々な事がありましたが、僕の中で一番大きかったのは11日の夜、石巻の大川小学校で音楽を捧げさせて頂いた事です。

長文ですが、自分自身の忘備録として書きます。

はじめ、飯塚ドラマスクールを主宰されているYさんからこのお話を頂いたとき、正直とても重いお役だと思いました。ライトアップニッポンという企画で、全国から義援金を募り、被災地の各所で慰霊の花火をあげるという事でしたが、大川小学校のあたりは壊滅的な被害にあっているので、インフラが整っておらず、当然電気も通っていない。花火をあげた後、暗い夜道を遺族の方々が帰って行かれる時があまりに寂しいので、そこで鎮魂の音楽を奏でて、皆さんが少しでも和んで帰れる様に演奏して欲しいといったお話でした。

ただ、3月11日以降、被災地の方々に何かできないか、自分なりの支援とは何だろうと考えつつも、なかなか具体的な行動に出る事ができないままで悶々としていたので、これは機会を与えて頂けたと、お受けしました。

僕たちを大川小学校へと案内して下さったのは、宮城でもともと支援学級の子供たちの心理カウンセラーをされているSさんという方でした。Sさんは震災直後からこの大川小学校の遺族の方々の心のケアにも取り組んでおられました。とても心のキャパシティーの大きな方で、僕はちょっとSさんの事を簡単に書けません、前日に秋保温泉の合宿所でオカリナでアメンジング・グレイスを吹いて下さった。大川小学校にも何度も赴いて、子供たちに向けてこの曲を吹いておられたという事でしたが、その音は胸の深い深い所まで響いて、感動というよりも、むしろその地に満ちている悲しみの想いや、失われた町の風景がありありと伝わってきました。


(途中に寄った東松島の中学校にて。津波の跡が2階の壁や窓に残っている)

(同じ学校の体育館。幸い生徒たちは無事だったが、卒業式の飾りがそのまま、大量の土砂とがれきが流れ込んでいる。)

Sさんの車に乗り、大川小学校への道すがら、かつてSさんが赴任していた学校や、現地の方々の置かれている状況や問題についてお話を聞きました。亡くなった子供たちと生き残った子供たち、遺族の葛藤、行政の不備...状況は時が傷を癒して、とは未だ言い難い。むしろ長期化するにつれでますます違った問題が生じて更に悪化しているようでさえありました。
そして、大川小学校への道は、多少整備されたとはいえあちこちにブルーシートがかかり、付近の家屋も半壊のまま放置、インフラ整備も行き届いていないという状況で、数日前に、やはり安全管理ができないという事で、ここでの花火が中止になってしまっていました。

必死でここでの花火を開催しようと頑張っていた遺族の方の落胆はそれは激しかったそうです。翌日の新聞を見れば、他の会場では花火があがったのに、大川小学校だけはできなかったのです。
そのかわりと言っては何ですが、僭越ながら、音楽だけ捧げに行かせて頂く事になりました。飯塚から音響機材を持ち込み、僕はシンセを、電源は車のシガーソケットからひいての急あつらえです。

ここで、何を奏でたらいいのだろうと、お話を頂いてから随分と考えましたが、前日にSさんのオカリナを聞いたとき、これは校歌しかないと思いました。そこで当校卒業生の方にお願いして楽譜を探して頂きました。結局、僕の即興演奏を2曲と、Sさんと一緒にアメイジンググレイス、そして集った方々と共に、3度、校歌を演奏させて頂きました。


鎮魂のための演奏であるし、僕自身は優しく奏でたほうがいいのではと思えました。ところが、2度目に演奏していたら、ふいに子供たちの笑い声がたくさん聞こえてきました。そして、一緒に歌い始めたのです。元気に力強く『もっと大きな音で弾いてよ』と言われているように思え、気付くと大音量で奏でている自分がいました。その声は他の方にも聞こえたと言われました。
遺族の方々の切実な想いがそうさせたのか、本当に子供たちの魂が集まってきて一緒に歌ってくれたのかは分かりません。しかし、少し曇がかかっていた空がしだいに晴れ、大きな月が夜空に輝いているのを見たとき、ここに集った方々の想いは、きっと彼らに届いている、きっと喜んでくれたに違いないと思いました。

しかし、現地の復興はまだまだです。
それほど被害が無かった内陸と沿岸部では大きな差がありますし、やはり現地に赴いて当地の方のお話を聞いてはじめて伝わってくるものがあります。自分など、ネットを通じて色々と情報を得ていたつもりでしたが、やはり現地に足を運んではじめて実感するものが大きかったです。
色々な話を聞くにつけ、もどかしい想いが湧いてくる事も多々ありました。

しかし、そんな中で、やはり当地に赴いて大川小学校周辺の地域でも心理的ケアをされてきたYさん曰く『それぞれ、自分の才能を活かして、自分なりのやり方でやるのがいい』との事でした。
先日話題になった東大の児玉龍彦先生も同じ事をおっしゃっていました。

僕には何ができたでしょう。
その場の空気を感じながら、祈りを込めて音楽を紡ぐ事。
ただ、それだけです。
小さな音の献花ですが、子供たちが天国へと帰ってゆく道を、ほんの少しでも照らせていたらいいなと思います。
そうして、また何度でもかの地に赴いて、再び音楽を捧げさせて頂きたいなと思っています。



震災からはじめてのお盆を迎え、被災された方の魂が、癒されます様に。
未だ見つからないたくさんの方の身体が、少しでも多く、遺族の方のもとに帰れます様に。
そして、残された方々の心の傷が癒えます様に。
心より、お祈り申し上げます。
合掌



# by yuniwauta | 2011-08-15 00:46 | 雑記帳 | Comments(0)

誠意

ネット上で話題になっているので、もう見られた方も多いかと思いますが、先日27日に衆議院厚生労働委員会にて参考人として児玉龍彦教授のお話がありました。

現場の声を聞き、今なお放射能汚染の危機に立たされている被災地の方々と真剣に向き合って来られている方の胸を打つ熱弁です。

未だ見ておられない方は、是非ご覧下さい。
そして、この声を広げてください。



追記

動画、時々削除されているようです。
各所で貼り付けられていますので、児玉龍彦で検索して頂くか、政府インターネットテレビのHPで7/27の衆議院 厚生労働委員会の動画はフルで見れます。


# by yuniwauta | 2011-07-29 12:02 | 衣・食・住 | Comments(0)

チェルノブイリ・ハート

『チェルノブイリ・ハート』
2003年に米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したウクライナと米の合作映画。
昨日27日に衆議院第一議員会館で急遽上映会もされたらしい。

チェルノブイリ原発事故から16年、ゴメルというチェルノブイリから80キロほど離れた町で、生まれてくる子供の8割以上に先天的異常が見られている。チェルノブイリハートとは、心臓に重度の奇形を持って生まれてくる子供の事で、事故後顕著にその数が増えたため放射能による障害である可能性が指摘されてこの名前がついた。手術で治るものもあるので、世界中からボランティア医師がきて手術をしている。

8月に各地で公開される予定だが、youtube上に英語盤がアップされている。
<重度の奇形や手術シーンなどもあるので、閲覧は覚悟の上で>








そして、さらに事故から25年経ったキエフの病院には、今だに病気の子供たちが次々と運ばれてきている。




これは現実に起こっている事。
既にチェルブイリと同様の放射能漏洩を起こしてしまった福島第一原発の周辺で、これと同様の事例が生じないとは限らない。

IAEAとWHOは、チェルノブイリ事故の犠牲者を4000人と発表したが、ベラルーシの医師たちが発表した犠牲者数は98万5千人。原発を推進して来た国際組織であるIAEAと世界保険機構であるWHOは協定を結んでおり、事故の規模を小さくするように数字をごまかしている。

<環境クローズアップ  翻訳サイト>
チェルノブイリ:百万人の犠牲者

事故からもうすぐ5ヶ月になろうとしているけれど、未だ政府の発表するような収束には至っていない。このような事実を重く受け止め、私たちは声を上げ続けなければならないと思う。
# by yuniwauta | 2011-07-28 12:08 | 衣・食・住 | Comments(1)

エンデの遺言

NHK BS特集で放送された『エンデの遺言』
『モモ』『ネバーエンディングストーリー』などの童話作家として有名な氏ですが、NHKへの提案として『お金』に関する番組を作るように依頼していたようです。
今、原発問題、環境問題、TPPなどの様々な社会問題の底辺にある利権、経済の構造、つまり『お金とは何か』という根本的な問題に対して、まさに目からウロコな視点で描かれていて興味深いです。

地域通貨についての考察が主ですが、地域分散型、小規模エネルギーなどの問題を考える上で大変重要な示唆を含んでいると思います。











# by yuniwauta | 2011-06-20 22:41 | 衣・食・住 | Comments(0)

私たちは何にNO、何にYESと言うか?

原発震災から3ヶ月。
未だ状況は芳しくなく、様々な問題が山積みの状況ですが、ここ1週間は国内各所で大きな動きがありました。
6月11日には『脱原発100万人アクション』と称した集会が海外11カ国、国内では約100カ所、企画も含めると200の集会などが起こりました。
僕自身は仕事だったので、家で祈りの瞑想を捧げるという形で参加。
あまりメディアは大きく取り上げなかったようですが新宿だけでも2万人、あまりデモのようなラディカルな動きをしない日本人が、ここまでのアクションを起こした事は、原発事故を受けてのエネルギー問題に対する関心の高まりを表していると思います。


これに続いて、ちょっとにわかに信じられない動きが!
菅総理、枝廣淳子氏、岡田武史氏、小林武史氏、坂本龍一氏、孫正義氏による、総理大臣官邸での
『総理・有識者オープン懇談会』総理自ら、各界の有識者5名と懇談会をし、その模様をネット中継し、かつツイッターで一般市民からの声も聞くという画期的な企画。
今まで現役の総理大臣がこのような事をしたケースは無かったのではないでしょうか?
僕自身、ここではじめて菅総理がリラックスし、かつ雄弁に自然エネルギーへの想いを語られた事に驚きました。2時間近い懇談会ですが、それぞれの方から造詣の深い言葉も出て来て、大変見応えのある内容でした。

中でも岡田監督の引用されたアメリカ・インディアンの言葉
『自然は、子孫から借りているもの』
という言葉は、とても胸に残りました。

『総理・有識者オープン懇談会』
↓↓以下アドレスをクリックすると開きます↓↓
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4972.html

そして、今日。
エネシフ・ジャパンという市民と国会議員とで開催している勉強会に菅総理が。
不信任案決議の時の殺伐とした雰囲気とは打って変わって、拍手喝采にて再生可能エネルギー促進法制定への要望書が総理に手渡されました。

これは必見。時代の変化を感じます。


2部からは菅総理も登場。市民団体の集まりに現職総理が来るという事ってかつてあったんでしょうか?


僕自身は何に対してNOというかという事をある時期強く考えたのですが、ここ最近はむしろ、何に対してYESというのかという所により多くのエネルギーを注ぎたいと思うようになりました。
上記の動画、全てに於いて手放しで賛成という訳にはいかないものもありますが、大筋ではYES !と声をあげたい。

総理にはもう少し頑張って頂いて、このエネルギーシフトの足がかりをしっかりと築いて頂きたいと思います!
# by yuniwauta | 2011-06-16 00:45 | 衣・食・住 | Comments(1)
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