ゆにわのうたひ

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フリーダイビングにハマる

実は、一部の人には話しているのですが、僕が今年の夏頃から急激にハマっているのが『フリーダイビング』。一般に知られる『ダイビング』と違って、酸素ボンベなどの潜水機材は使わず、自分の肺活量と泳力のみを頼りに潜水するスポーツです。
映画『グランブルー』で主人公のモデルとなった故ジャック・マイヨールが行っているスポーツとして一躍知名度が上がりましたが、まだまだ一般に認知されていないところが大きいように思います。
西洋では大きく『アプネア』という呼称で知られており、閉息状態での潜水深度や時間などを競うスポーツとして国際トーナメントなども行われていますが、生命限界スレスレまでの閉息が必須となる競技では一歩間違えば『死』の危険性もあるので、メディアに大きく捉えられる事はあまりないようです。これの競技性が少ないものはスキン・ダイビングとか素潜りというもので、日本では海女さんや、イルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムなどの閉息潜水もこの部類に入ります。

競技としては

*コンスタント・ウェイト・フィン有り
閉息状態でフィンとウエイトをつけ、自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競います。途中ウエイトの量を替えたり、ガイドロープを伝っての潜行、浮上は失格。
世界記録は男性113M、女性95M、数字で見ると簡単ですが、これだけの深度は相当な水圧のはず、日本では篠宮龍三さんが104Mで、邦人で唯一100M越えを達成しています。

*コンスタント・ウェイト・フィン無し
閉息状態で、フィンをつけずに自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競います。これも、ウエイト量やガイドロープを使ってはダメ。
僕が憧れるWilliam Trubridgeの世界記録が86M、女性は60M。

*フリー・イマージョン
閉息状態で、ガイドロープを伝って垂直に何メートル潜れるかを競います。
これは子供の頃、よく海で遊びでやりましたが、5メートル近く潜ると恐怖でいっぱいで、慌てて浮上していた覚えがあります。
男性世界記録は同じくTrubridgeの108M、女性が85Mですが、考えられません。

*ヴァリアブル・ウェイト
ウエイテッド・スレッドという機械に掴まってロープ伝いに潜行し、浮上時はロープを手繰って浮上します。ウエイトの量は適時替えてもよい事になっています。
ジャック・マイヨールはこの競技で当時の公式世界記録105Mを出しました。
現在の世界記録は男性140M、女性122M

*ノー・リミッツ
ウエイテッド・スレッドという機械に掴まってロープ伝いに潜行し、浮上時はエアバッグ(エアリフト)を使って浮上します。
これは、閉息時間の持続と抗水圧性を競う競技とも言えるかもしれません。記録周辺では3分以上の閉息が必須(しかも、とんでもない水圧付き)ですので、かなり体に負担がありそうです。
男性世界記録は214M、女性は160M

*スタティック・アプネア
 要するに水の中に入って息を止めて、その時間を競います。今、現在僕が知る限りではトム・シエタスが2008年9月19日に記録した17分19秒(!!)が世界記録。普通の人がこれだけ息止めしたら、まず間違いなく死ぬか病院送りでしょう。ただし、サマディ・ヨギのパイロット・ババジは水中サマディで2週間水中にいたとありますので、人間の限界点はまだまだこんなもんじゃないのかも?僕は今のところ2分40秒...先は遠いです。

*ダイナミック・アプネア・フィン無し
潜水して一息で水平にどのくらい泳げるかを競います。
男性世界記録は213m、女性は151メートル

*ダイナミック・アプネア・フィン有り
潜水してフィンを付け、一息で水平にどのくらい泳げるかを競います。通常モノフィンと呼ばれるイルカの尾びれのようなフィンを使います。
男性世界記録は244m、女性は205m
等があります。

僕自身としては、あまり生命限界ギリギリまで挑戦というのはしたくないので、競技志向ではなく無理の無い程度で潜水して、海との一体感を味わえたらいいなと思っていますが、僕がこのスポーツに惹かれたのはヨガ・瞑想との相似点。
要するに潜水するという事は、呼吸を止める必要がありますから、長い時間潜っているという事はそれだけ肺活量を増やすか、酸素の消費量を減らすようなトレーニングが必要となります。しかし、面白い事に、人間の体で一番酸素を消費するところは実は『脳細胞』、通常の意識活動による酸素の消費は、長時間の潜水には非効率的になるので、ジャック・マイヨールをはじめ、多くのフリーダイバーがヨガや瞑想を実践して無思考状態の持続を通して、長時間の潜水を達成しているらしいと言う事です。

幼い頃から海で遊び、サザエやアワビなどを採っていたような方は、このあたりの感覚を自然に身につけているようですが、僕自身は島育ちとはいえ子供時代は水泳は大の苦手。親が心配してスイミング・スクールに入れてくれましたが、はっきり言って子供時代の僕には地獄でした。
それが何かまかり間違って、急激にこの世界に惹かれてしまい、今は3日プールに入らないと体の居心地が悪く感じるほどに...人間、変われば変わるものです。

水泳歴3ヶ月、今の所海水プールで、クロール1.5キロ。息止めクロール40メートル。我流で習得したドルフィンキックで、何とか18メートル(タラソのプールの端から端)でターンができる程度。これを夏までのトレーニングでどのくらい伸ばせるかが今の課題です。
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by yuniwauta | 2008-11-27 00:38 | フリーダイビング

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


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