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ゆにわのうたひ

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人の道は女性(母性)へと続く?

今朝ひいたタロットに、こんな一文が書かれていました。
『もっとも高い頂きでは、愛の道に従おうと、あるいは瞑想の道に従おうと、あなたは女性的になる。』
タロットの解釈は全然できない僕ですが、このセンテンスが妙に引っかかってしまい、一日頭から離れませんでした。

僕自身「霊性の探求」と呼べるほどたいそうな事はしておりませんが、人の究極に至るとは如何なる事かという問いはいつも胸の奥にあります。
こんな事を言うのはおこがましいですが、確かに今まで出会った方の中でも霊性の高さを感じさせて頂いた方は男性であれ女性であれ皆さん少なからず女性(母性)的であったように思います。

そういえば以前読んだ錬金術の本の中で、ある錬金術師が賢者の石の完成の証として女性になって現れたという下りがありました。もちろんそれは性転換したとか女装趣味が発覚したとかいう話では当然なくて、両性具有を体現した結果云々と書かれていました。

それはともかく内なる男性性と女性性がバランスされると、人というものは自ずと女性(母性)的な雰囲気を醸し出すようになるのかもしれません。

それは宇宙そのものが母性的であるから?
神(男性性=顕現するという意味で)の前にあって、人は全て神の妻(女性性)であるから?
しかし、造物主としての神は、やはり産み出すという母性を現しています。

この地球も母なる地球と呼ばれるように、女性(母性)的ですよね。
その素材から造られ、神(宇宙)の似姿につくられた人間は、やはり究極的には男性であれ女性であれ、皆母性的な存在になっていくのかもしれないなと思う今宵でした。
by yuniwauta | 2005-05-06 23:56 | 雑記帳

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


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