ゆにわのうたひ

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「ゆにわ」の意味

よく初めて来られたお客さんから「ゆにわ」ってどういう意味ですか?と聞かれます。
一応HPにも書いていますが、「ゆにわ」とは「斎庭」「斎場」を表す古語で、おおよそ「神様を祀る為に清められた場所」という意味になります。

東京からこの家に引っ越して来るにあたって、一つの大きな決め手になったのはこの家の裏にある「命主社」で、ここにあるムクの巨木と神社の氣に惹かれてこの地に来たと言っても過言ではありません。
そして、この家の敷地が太古にはこの命主社の「ゆにわ」であったのではないか?という事で、場所にちなんで「ゆにわ」と名付けました。

はじめてこの言葉を聞いた時、「ゆにわ=UNIVERSE」という風にも聞こえ、「神様に降臨して頂くために清められた場所」という意味が僕自身の思う整体の概念と同じでしたので、今でもとても気に入っている名前です。

ところで去る9月1日、北島国造家の御当主さまがお亡くなりになりました。
この辺りの方は「御殿(ごてん)様」とか、「お殿様」と呼んでいる方です。
僕は詳しくないですが、地元の方はこの方の奥様の事は「姫君様」(もう既に亡くなられました)お子さんは「若様」と呼んでいます。
今日はその葬儀で、僕みたいな者でも一応同じ町内なので葬儀に出席させて頂きました。

今日は凄くいい天気だったので、ずっと立ちっぱなしの1時間半はちと難儀でしたが...弔辞の名前には天皇皇后両陛下や伊勢神宮宮司を始めとする重鎮の方々の名前....
「何でまた自分みたいなのがこんな偉い人の葬式に出てるんだろうか.....?」
と、ちょっとした役得感に浸りながらも、頭は熱気に溶けていくのでした...

ここに来て、神式の葬儀には何度か立ち会わせて頂きましたが、いつも思うのはここの儀式はとても地味だと言う事。
派手な演出や、きらびやかな感じは一切なくて、ただ静かに礼、玉串奉奠、弔辞...
いつもの拝礼の4拍手は形だけで打ち鳴らしませんし、笛太鼓もギリギリ音が出る程度の微かな音で演奏します。

「幽世(かくりよ)の大神(おおかみ)、憐れみ給ひ、恵み給え。
幸御霊、奇御霊(さきみたま、くしみたま)守り給ひ、幸(さき)はえ給え。」

でも、この静けさ、いるうちに次第に慣れだんだん心地よくなって来ました。

今日はこんな事でお昼からたくさんの参列者の方が来られていましたが、ちょっとうっかりしていたのがうちの看板を出しっ放しにしていた事。
遠方から来られた参列者の中には、当然神社関係者の方も多く「ゆにわ」という意味もご存知だったんですね。

そろそろ葬儀に行かねばと着替えていると、何故か家の門前に喪服のお父さん方が何人もおられる。
「はて?」と思ったのですが....皆さん、ここが参列者の受付か何かだと思われたんですね?
そのうち、「ここじゃない」と思われたのか自然に去って行かれましたけど....

確かにヒーリングミュージックなんかがかかっていて、お香の香りが漂っているんで、ちょっとそれっぽかったんでしょうかね〜?
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by yuniwauta | 2005-09-09 21:12 | かむながら

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


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