松江は熱い!
ちょっとバタバタしていて記事が遅れましたが、先日25日は松江で2回目のワークでした。
今回は薄曇りの空に大きな日輪が現れ、昼20名夜16名とほぼ定員近い人数。
県外や遠く浜田、岩見からも集まってくれたり、夜の部はファシリテーターとして企業研修などでも活躍中の樋栄ひかるさんが参加してくれたりと、とても濃く熱いワークになりました。
出雲、松江と繰り返し開催している中で、リピーターの方も増えて来ているという事もあり、今回は「アンサンブル」という所を重点的なテーマとして進めてみました。
ユニゾンリーダーは特に昼は20名という事もあり、とても重厚なハーモニーが生まれました。
目を閉じて一つのメロディーを共有しながら歌うというのは、非常に心地よいので僕自身も大好きなゲームです。
いつも面白いなと思うのは、やはり目を閉じてしまう事で耳の感覚が研ぎすまされるからと思いますが、途中幾度もジャストな完全音程が響きました。
音感教育を受けて訓練されている人はともかく、全くそうした素養がなくても自然にこうした完全音程が出て来て、まるで声明か何かのような不思議な音響が生まれます。
今回の後半のハーモニーは微妙に濁っていましたが(笑)曇り空から時々太陽が覗くように、時々とても美しいハモりが現れては消え、現れては消えして面白かったです。
さらに今回から、ある程度のルールのみを与えて自由に演奏させてみる、いわば自動演奏に近い「ヒューマン・インストルメンタル」の実験を始めました。
これはよく家でアナログシンセをいじっている時、つまみをいろいろ回しても一向に思ったような音が作れない事から発想したのですが、要するに人間をある種の楽器と見なして、それを演奏してみようという試みです。
相手は人間ですし、演奏する方もどうやって演奏するのか分からないので結果的に「どちらの意図でもない音(声)」が、どんどん生まれてくるのです。
皆やる事で必死のようだったので、僕はちょっと離れた位置から聞いていましたが、これは意外と面白い。
いろんなテンポのパルス、ノイジーな声.....初めは恐らく誰一人として、今発してる音が全体の何らかの音場を作っているとは思っていない感じがありましたが、順に交代していくうちに何か奥の方で「!」という感覚があったのでしょう、徐々に「音楽のようなもの」が生まれ始めてきました。
最後は2チームに別れて、お互いに聞き合い。
昔の時計屋さんに迷い込んでしまった時のような、草むらに寝転がって、虫たちの合唱に耳を傾けているような、そんな感じがしました。
これは今後も、更に進化形を作っていきたいと思います。
その他、今回の夜の部のソング・ゲームでは、どのチームもまず記念撮影してから始めるという新企画がはじまり、曲のエンディングが組体操だったり、間奏がダンスシーンになったり、一人が演じ、あとのメンバーがモノローグ風に歌を展開するなど、今までにないソング・シーンが見れました。
純粋に音楽をやるのではなく身体表現や演劇的要素も加わってくるので、よりエンターテイメント的な方向性が強かったですが、これはひとえにひかるさんの存在に影響されたからかもしれません。
いずれにせよ、いろいろな意味でインプロの可能性を垣間見たワークでした。
参加して下さった皆さん、CUNEの皆、ありがとう!
次は3月12日の東京。
出雲では25日に前回と同じ女性センターにて開催です。
出雲のワークは少しシーン作りも加えたワークになる予定です、乞うご期待!
今回は薄曇りの空に大きな日輪が現れ、昼20名夜16名とほぼ定員近い人数。
県外や遠く浜田、岩見からも集まってくれたり、夜の部はファシリテーターとして企業研修などでも活躍中の樋栄ひかるさんが参加してくれたりと、とても濃く熱いワークになりました。
出雲、松江と繰り返し開催している中で、リピーターの方も増えて来ているという事もあり、今回は「アンサンブル」という所を重点的なテーマとして進めてみました。
ユニゾンリーダーは特に昼は20名という事もあり、とても重厚なハーモニーが生まれました。
目を閉じて一つのメロディーを共有しながら歌うというのは、非常に心地よいので僕自身も大好きなゲームです。
いつも面白いなと思うのは、やはり目を閉じてしまう事で耳の感覚が研ぎすまされるからと思いますが、途中幾度もジャストな完全音程が響きました。
音感教育を受けて訓練されている人はともかく、全くそうした素養がなくても自然にこうした完全音程が出て来て、まるで声明か何かのような不思議な音響が生まれます。
今回の後半のハーモニーは微妙に濁っていましたが(笑)曇り空から時々太陽が覗くように、時々とても美しいハモりが現れては消え、現れては消えして面白かったです。
さらに今回から、ある程度のルールのみを与えて自由に演奏させてみる、いわば自動演奏に近い「ヒューマン・インストルメンタル」の実験を始めました。
これはよく家でアナログシンセをいじっている時、つまみをいろいろ回しても一向に思ったような音が作れない事から発想したのですが、要するに人間をある種の楽器と見なして、それを演奏してみようという試みです。
相手は人間ですし、演奏する方もどうやって演奏するのか分からないので結果的に「どちらの意図でもない音(声)」が、どんどん生まれてくるのです。
皆やる事で必死のようだったので、僕はちょっと離れた位置から聞いていましたが、これは意外と面白い。
いろんなテンポのパルス、ノイジーな声.....初めは恐らく誰一人として、今発してる音が全体の何らかの音場を作っているとは思っていない感じがありましたが、順に交代していくうちに何か奥の方で「!」という感覚があったのでしょう、徐々に「音楽のようなもの」が生まれ始めてきました。
最後は2チームに別れて、お互いに聞き合い。
昔の時計屋さんに迷い込んでしまった時のような、草むらに寝転がって、虫たちの合唱に耳を傾けているような、そんな感じがしました。
これは今後も、更に進化形を作っていきたいと思います。
その他、今回の夜の部のソング・ゲームでは、どのチームもまず記念撮影してから始めるという新企画がはじまり、曲のエンディングが組体操だったり、間奏がダンスシーンになったり、一人が演じ、あとのメンバーがモノローグ風に歌を展開するなど、今までにないソング・シーンが見れました。
純粋に音楽をやるのではなく身体表現や演劇的要素も加わってくるので、よりエンターテイメント的な方向性が強かったですが、これはひとえにひかるさんの存在に影響されたからかもしれません。
いずれにせよ、いろいろな意味でインプロの可能性を垣間見たワークでした。
参加して下さった皆さん、CUNEの皆、ありがとう!
次は3月12日の東京。
出雲では25日に前回と同じ女性センターにて開催です。
出雲のワークは少しシーン作りも加えたワークになる予定です、乞うご期待!
by yuniwauta
| 2006-02-28 21:24
| インプロ