ゆにわのうたひ

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神帰る

4月に我が家の裏にある『命主社』の遷宮があった。
おおよそ50年ぶりの遷宮だったが、偶然僕が町内の班長年に当たっていた御陰で、御神体を運ぶ行列の中で御物の大榊を担ぐ役をさせてもらったりした。
神様のいなくなったお社は何となくガランとして、作業のための足場が組まれて立ち入り禁止になっていて、ちょっと寂しい感じがしていたものだった。
そうして、昨日、ようやくお社の葺き替えも終わり、正遷宮、つまり神様のご帰還の御神事があった。(写真は今朝の例祭の時のお社。扉が開くのは一年でこの日だけ。)
c0037400_21223398.jpg
夜7時、命主の御神体が祀られている出雲大社の東十九社の前に、真名井町内の方々や巫女さん(?)神社関係の諸氏、そこに30人くらいの神主、両国造家と蒼々たる面子。
先の遷宮の時と同じように式次第は流れていったのだが、今回は担ぎ手のお役ではなかったので、緊張せずに遠巻きに流れを見る事ができた。

白い布に覆われて『おーーーっ!』という警蹕とともに御神体が動き始めると、やはり何だか背筋がゾクゾクする感じがした、目の前を御神体が過ぎるときは、何とも形容のし難いズ〜ンとくる巨大なものが通り過ぎる感があった。

御神体とは何なのか?
神道のいう所の『神』とは何なのか?
頭の中は、そんな事ばかり考えていた。

御神体が動き始めたら、途端に小雨が降り始めた。
出雲では、『神が動く時は(天気が)荒れる』とよく言われるが、まさしくその通り。
大社から命主社までの道中も強風と雨、御鎮座する頃には雨脚が次第に強くなり、その後は暴風雨に雷と朝まで大荒れの天気。

しかし凄まじかったのは、その神氣というか...エネルギーだった。
御神事の間も、何とも言えない神社の氣を感じてはいたのだけれど、神様が鎮座してから家に帰ると、家の様子が全く違っている。
まさに『神帰る』とでも言おうか。
あまりの強い神氣と暴風雨と雷の御陰で、神経が高ぶって朝までほとんど眠れなかった。

さて今月末にはまた神迎え祭がある。
今年は30日午後7時より、稲佐の浜にて...
12月近いので、かなり寒そうな予感がするが、さてどうだろう。
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by yuniwauta | 2006-11-08 00:10 | かむながら

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


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