農薬散布について
出雲市民以外の方が聞いたら驚くかもしれないが、 ここ出雲では「松食い虫防除」と称してヘリによる農薬空中散布が未だに実施されている。
それも毎年、6月の終わり頃になると朝早くからヘリが飛び、裏の北山一帯に毒液をまき散らすのだ。
車に付着すると塗装が溶ける恐れがあるため、付近に路上駐車している車をビニールで覆いにくる。庭でキュウリやカボチャを育てていたが、せっかく無農薬で育てているのになんて事を!と、僕程度の者が叫んでもそうそう変わるものではない。
なんと非力なことか....
この事業には国と市とで合計1億円以上の公費が使われている。
こんな大枚をはたいて公の事業で美しい北山に毒を撒いているのだ、悲しい実情である。
そうでなくてもここ島根の環境に対する意識にはちょっと疑問を感じている。
まず分別ゴミ。
ここではビニールも紙ゴミも全て「燃えるゴミ」として回収している。
都内に住んでいた時はずっと分けていたし、そんなの当たり前と思っていたので驚いてしまった。しばらくはそれでも分けていたが、結局回収されると同じ場所にいってしまうのでやりようがない。とかくゴミを出さないようにと心がけているのみだ。
そして農薬。
大社近辺はぶどう農園が多く、また米や野菜など農業は盛んである。
きっと皆さん自分の家で食べる分は無農薬だが、出荷用のものにはどんどん農薬を使っておられる。
それでもぶどう農家ではガンの発生率が高いというので、薬剤使用は少しづつ減少傾向にあるようだが、過去何十年も土壌にしみ込ませた農薬は、地下水を辿ってこれからも海へと滲み出していく。
そのうえ、平成10年に厚生省が発表した「母乳中ダイオキシン類濃度」の調査報告書では、島根県が29.5ピコグラムでなんと全国一位!となった事がある。翌年には何故か平均並みに改善されたとの報告もあったが今イチ説得力がない。
こんな遅れたゴミ処理と、垂れ流し農薬散布ではさもありなん...といった所。
少しでも気付いた人から環境への意識を高めて頂きたい。
10年ほど前まではこんもりとした山で、秋には美しい紅葉が見られたという北山。
今は見るも無惨に爪楊枝を立てたような枯れ松が各所に見え山肌も露、我が愛猫マヤの尻ハゲよりもよほど深刻である。
そこで、はたと思い当たったのが先日からブログで紹介している「ピリカレ」、抗酸化溶液を含むこの商品には害虫の忌避効果があると聞いて、早速メーカーに問い合わせたところ「効果は期待できる」との回答を頂いた。
ある程度実施した例もあるようなので、なんとかならないかと真剣に考えている。
そして大社のドンキホーテ君は出雲市長にメールを出した。
回答は、まだ来ない。
出雲で環境問題などの取り組みをされている倉塚かおりさんのHPです。
倉塚かおりのホームページ
それも毎年、6月の終わり頃になると朝早くからヘリが飛び、裏の北山一帯に毒液をまき散らすのだ。
車に付着すると塗装が溶ける恐れがあるため、付近に路上駐車している車をビニールで覆いにくる。庭でキュウリやカボチャを育てていたが、せっかく無農薬で育てているのになんて事を!と、僕程度の者が叫んでもそうそう変わるものではない。
なんと非力なことか....
この事業には国と市とで合計1億円以上の公費が使われている。
こんな大枚をはたいて公の事業で美しい北山に毒を撒いているのだ、悲しい実情である。
そうでなくてもここ島根の環境に対する意識にはちょっと疑問を感じている。
まず分別ゴミ。
ここではビニールも紙ゴミも全て「燃えるゴミ」として回収している。
都内に住んでいた時はずっと分けていたし、そんなの当たり前と思っていたので驚いてしまった。しばらくはそれでも分けていたが、結局回収されると同じ場所にいってしまうのでやりようがない。とかくゴミを出さないようにと心がけているのみだ。
そして農薬。
大社近辺はぶどう農園が多く、また米や野菜など農業は盛んである。
きっと皆さん自分の家で食べる分は無農薬だが、出荷用のものにはどんどん農薬を使っておられる。
それでもぶどう農家ではガンの発生率が高いというので、薬剤使用は少しづつ減少傾向にあるようだが、過去何十年も土壌にしみ込ませた農薬は、地下水を辿ってこれからも海へと滲み出していく。
そのうえ、平成10年に厚生省が発表した「母乳中ダイオキシン類濃度」の調査報告書では、島根県が29.5ピコグラムでなんと全国一位!となった事がある。翌年には何故か平均並みに改善されたとの報告もあったが今イチ説得力がない。
こんな遅れたゴミ処理と、垂れ流し農薬散布ではさもありなん...といった所。
少しでも気付いた人から環境への意識を高めて頂きたい。
10年ほど前まではこんもりとした山で、秋には美しい紅葉が見られたという北山。
今は見るも無惨に爪楊枝を立てたような枯れ松が各所に見え山肌も露、我が愛猫マヤの尻ハゲよりもよほど深刻である。
そこで、はたと思い当たったのが先日からブログで紹介している「ピリカレ」、抗酸化溶液を含むこの商品には害虫の忌避効果があると聞いて、早速メーカーに問い合わせたところ「効果は期待できる」との回答を頂いた。
ある程度実施した例もあるようなので、なんとかならないかと真剣に考えている。
そして大社のドンキホーテ君は出雲市長にメールを出した。
回答は、まだ来ない。
出雲で環境問題などの取り組みをされている倉塚かおりさんのHPです。
倉塚かおりのホームページ
by yuniwauta
| 2005-03-01 21:11
| 雑記帳