ゆにわのうたひ

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2012年総括

今年も残す所あと僅かとなりました。
最近はブログもほとんど書かず、雑記をfacebookかtwitterにたまに書く程度。
ネット上のコミュニケーションは、要するに普段から直接ディープなコミュニケーションがとれてさえいれば、それほど必要を感じないものだなと、最近とみに感じています。
いや、単に面倒くさいモードに入っているだけかもしれませんが。。。

とはいえ、マヤ暦の大きなサイクルが閉じ、新しいサイクルが始まった2012年。
10数年前からフォーカスしていた今年の色々は、当初予想していたものとは全く違っていました。

1月
初めての伊勢神宮参拝、その足で天河神社へ。
(詳しくは書けませんが、強烈な霊的体験をしました!)
3月の歴博企画展テーマ曲『むすびていはふ』製作

2月
アルバム『ゆにわ』製作、週に1曲ペースで仕上げてはマスタリングへ
『あわのうた』『パーラミータ』『うみのあなた』『おとのたび』と一気に書き下ろす。
連日2時間睡眠の日々だったが、疲れを感じず。
(この製作過程で、霊的コンタクトが頻繁に起こる。)

3月
歴博企画展オープニング
17日アルバム『ゆにわ』リリース。
iTunes、Amazonでも販売開始。

同日、ビジョン茶話会

小値賀、野崎島でのワークショップ

4月
自主公演『かむなぎやわ』製作開始
21日ヨグマタ・ワールド・ピース・キャンペーンでワークピア横浜にて演奏。
こどものための『竹林の会』

5月
『ゆほびか』8月号で提供の528Hz音源『Elixir』製作
歴博ライブ
21日皆既日食を見に剣山へ

6月
舞台公演のための構想期間、脚本、スタッフ募集、衣装準備など淡々と進める。

7月
WPC神戸にて演奏
周南市桜木小学校での授業開始
飯塚にてモザイクス公演
宍道湖自然館ゴビウスの神話博テーマ曲『海月』製作
7〜8月
合間を縫って、とある映画音楽のお手伝い。
舞台で使用する写真の撮影と編集などに明け暮れる。

9月
古代音楽祭ライブ
出雲市キリスト教教会にてライブ

10月
自主公演『かむなぎやわ』
動員数87名
自主公演としては今までで一番規模が大きく、脚本、演出、作曲、写真撮影、映像編集、出演などはじめてずくしを一気に試みた、初めての助成金事業でもあった。

11月
関西インプロのショー
恒例の即興ソングワークショップ

12月
マヤ暦の終わりの日

こうやってイベントだけ書いてみると、意外とシンプルなんですが、要するにアルバム製作と、舞台公演に向けた作業が目一杯なうえに、楽曲製作やら映画のお手伝いが入って、かなりハードなスケジュールでした。
それでも、今までの表現活動を総括するような作品を、今ある力の限りやり尽くす事ができて、とても満足しています。
今しばらくは少し充電期間。最近はひたすらピアノに向かってクラシックを練習したりして、また自然に製作衝動が起こるまで休憩です。

それと、ここでは書けませんが、個人的に非常に大きな変化があった年でもあります。
まさしく
『ひとつの時代が終わり、新しい時代がはじまる』としか言いようのなかった2012年。

息切れがしそうなくらい突っ走って、とめどもなく溢れるアイデアをとにかくできる限り形にして、想いっきり泣いたり笑ったりして、死ぬほど反省して、死ぬほど感謝して。。。
まあ、なんてドラマティックなんだ我が人生!
今年は簡単に文章にできないような事が、もの凄い勢いで起こっているのです。
そういう事も含めて、ネット離れになっているのかも。。
まあ、詳しくお聞きになりたい方は、美味しいお酒を手みやげに夜を徹する覚悟でお越し下さい(笑)

と、そんな感じで何とか今年も生き延びてこれました。
沢山の方々の出会いと支えあってこその一年でした。

そんな中、ガンジーのこの言葉は、とても胸の深くに響いています。

明日死ぬと思って生きなさい
永遠に生きると思って学びなさい

少し早いですが、今年一年、ありがとうございました。


今年出会い
お世話になった皆さんに感謝を
日々、大いなる祝福が
皆さんと共にありますように
合掌
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# by YUNIWAUTA | 2012-12-27 01:23 | 雑記帳

かむなぎやわ(神巫夜話)後記

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今年はじめから約8ヶ月かけて準備してきた自主公演『かむなぎやわ(神巫夜話)』先週土曜日に無事終了致しました。観に来て下さった総勢87名のお客様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!

毎年秋には一年の集大成を何かひとつやろうと決めて、一昨年はカラコロ工房にて『残響を楽しむ』と題した二つの異なったテイストのライブとワークショップ企画を、昨年は『五蘊礼拝』の祖型となる語りと音楽のライブを古志古民家塾でさせて頂き、今年は一気にキャパを大きくしての挑戦でした。

僕自身、長年、即興演劇をはじめとする舞台作品に多く関わってきたので、ミュージシャンとして普通にライブをやるという事だけでは何となく物足りない感じがありました。

もっと物語を、音絵巻のような文様を描きたいという構想はずっと前からありました。『残響を〜』では『チベット死者の書』を参考に、『五蘊礼拝』ではヒマラヤ聖者の語る言葉を中心に構成していましたが、もっと多くの人に共感してもらえるようなもの、そして何より自分自身が語りたいと思えるテーマを求めていました。

そんな中で、今回特別ゲストとしてご参加頂いた義太夫の田中悠美子さんが、2010年にアサヒアートスクエアで『たゆたうた』という自主公演をされました。ゆにわの二人は東京にかけつけて観させて頂きましたが、即興演奏、委嘱作品初演、演劇、映像、ダンス、人形など、田中さんのやりたい想いがいっぱい詰まった不思議空間で、ものすごくインスピレーションを喚起されました。
その公演に至るプロセスをブログにもアップしておられて、僕自身、実現化への大きなヒントを頂いていました。

今回は、脚本、演出、写真撮影、映像制作、デザイン、広報制作、そして出演と、完全にオーバーキャパシティでの取り組みになりました。当初目算していた映像関連の作業を依頼できる方が見つからず、当日は照明の方も急用で来れなくなったりと、色々な細かいアクシデントもありましたが、念願の田中さんとの共演をさせて頂く事もできましたし、もちろん足りない所をあげればキリがないのですが、何とか無事公演を終える事ができてホッとしております。


ところで、今回の物語は、封殺されたり抑圧された者の声なき声を表に出すというミッションがありました。
今回は特に『かむなぎ』と『女性』が中心テーマでした。
かむなぎは律令国家の邪魔者として迫害され、歴史の舞台から消えました。そして、そうして語られて来た歴史の多くの場面は殆どが男性の物語ばかりで、女性側の視点に立った物語というものはあまり語られて来なかったという意味で、女性の声というものも、ある種封殺されて来た感があると思えてきました。

そうして、女性の立場を考慮して古事記を読み解きはじめると、神話が全然違った意味合いを帯びてきました。色々と考えたり、リサーチを繰り返してゆくうちに、この問題は現代にも通じる、今語るべき内容なのではないかと思えるところが多々あり、六編の物語として紡いだ内容はすべて、このミッションの上に立つものでした。

巨視的にみれば歴史の中で封殺された別伝ですが、個人レベルで見れば、例えば同居やDV、介護といった問題と、形は違っても同じ事が繰り返されていると思えてなりません。そして男女の愛に関する物語は、古今東西いろいろな文化的差異はあるにせよ、人類の永遠のテーマです。



舞台を終えて、こうした中で蓄積した色々な事を、もっと多くの方と共有したり語り合いたいと思うようになりました。ゆにわに来てくれるお客さまの多くが女性ですし、いわば人生の舞台裏である癒しの時間の中で聞かせて頂いている女性の本音を、あえて男性の立場として受け取り、何らかの発信ができないかと考えています。
特に最近ようやく注目されてきた言葉のDV『モラルハラスメント』という見えにくい問題について、少しずつ学び、また皆さんと共有したり作品を作ったりしていきたいと思っております。

本当に幸せな社会を作るために。
微力ながら、努力を続けたいと思います。
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# by yuniwauta | 2012-11-01 11:32 | おとだま紀行

『かむなぎやわ』 進捗状況

いよいよ『かむなぎやわ(神巫夜話)』公演日まであと10日余り。
今はほとんどの画像処理と仕込みを終え、音の方の細かいリハーサルが明日からはじまります。
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本公演のかいつまんだ内容はこんな感じです。



一部は『森羅万象に捧ぐ神巫音楽』と称して、声、三味線と色々な民俗楽器による即興演奏。

『空』『風』『火』『水』『土』の五大元素の文字を書家の雅游さんに書いて頂き(チラシや本編内の書はすべて雅游さんの書です)この書とそれぞれの元素を想起した画像を背景に、即興的に音を紡いでいきます。

律令国家成立以前に活躍したと言われる『神巫』たちの音など、当然残存してはいないのですが、当時は当然楽譜などないですし、船によって交易が深かったであろう高句麗百済あたりで今も行われているシャーマン音楽はほとんどが即興(シナウィ、散調など)であるという事から、神巫音楽は即興で行うのが適切と考えました。
メロディーがあったりなかったり、むしろ『音』そのものが語るように、それぞれの元素に捧げた演奏になると思います。


さて、二部はオムニバスの短編を6編。

まずは江崎智美さんの詩で、愛のはじまりを歌った『遠く遥か昔』
現代のNYから宇宙開闢の混沌に向かい、長大な時を経ての魂の別れと再会、そして愛の成就に至る詩が、様々な星雲の映像と共に、朗読されます。

そして今回の目玉のひとつ『浄瑠璃版 みとのまぐわい』へ
これは、女流義太夫として世界的に活躍する田中悠美子さんをお迎えするにあたって、どうしてもやってみたい試みでした。
イザナギ・イザナミの国産み神話として知られる『みとのまぐわい』ですが、実におおらかであからさまな男女の営みが比喩的に語られているわりには、あまりこの部分をおおらかに表現したものは僕自身見た事がありません。
しかし、おおよその大衆芸能というものの中には、多かれ少なかれ取り上げられる男女の性愛。
娯楽的要素が多分にある内容ですが、今回は僕がこの国産み神話を五七調の狂歌として書き直し、それに田中さんが節付けをしたものを、13世紀〜昭和初期までの春画、枕絵と共にコラボさせました。

そして、映像詩『ムカデの愛』
僕が書き下ろした物語を高校1年生のみずきちゃんという女の子に朗読してもらい、バリ在住の梅崎真理子さんに絵を付けて頂いたちょっと可愛らしくも切ない物語です。
『異形のものよ』という副題を付けたこの物語の主題は、ムカデに例えた『不当に虐げられた人々』のお話。神巫たちも、朝廷の勢力によって迫害されて、じょじょにその姿を消されていったと言われていて、これはどうしても取り上げたい一章でした。

ムカデたちの一風変わった性愛についても紹介しつつ、しばし彼女の語る物語に浸って頂きたいです。

次は、この世とあの世の狭間で、産まれようかやめようかと迷う女の子の話『あっちとこっち』
幼女の笑い声と静かな即興、赤い肌襦袢とそれを纏った女の子、そして江崎さんの不思議な詩物語で綴る異界譚です。

そして『オロチとアンドロメダ』
これは西洋と東洋で共に語られるドラゴンに捧げられた処女を救う勇者の物語に、別の角度からアプローチした作品。多くの芸術家によって描かれ続けてきた『鎖に繋がれた女』『縛られた女』のモチーフは何を現しているのか?というひとつの考察を、美しいイタリア歌曲にのせて綴ります。

最後は『コノハナサクヤとイワナガ』
これは、神話ではステレオタイプとして語られる二人の姫の姿は、実はひとりの女性の裏表なのではないか?という想定から書いたモノローグです。
男性から求められる女性像(母、妻、女)の中にではなく、自分自身としてあろうとし、真実の愛を求めて立ち上がってゆく女性の姿を描きました。


ひとりでも多くの方に見て頂きたいメッセージを込めた公演です。
お時間のある方、是非、会場にてお会いしましょう!

チケット取り扱いは
松江県民会館チケットセンターかゆにわまで。
郵送、会場取り置きも可能です、どうぞお気軽にお申し出下さい!

ゆにわ 090-9805-8860 (歌島)
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# by yuniwauta | 2012-10-18 02:38 | おとだま紀行

自主公演『かむなぎやわ』製作ノート

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来る10月27日(土)アクティひかわにて、ゆにわ自主公演『かむなぎやわ』を開催します。

即興演奏と語りと映像を組み合わせた音楽舞台作品とでも言った内容ですが、そもそものきっかけは先のアルバム『ゆにわ』の製作にあたって、何か民話の語りに音を付けた音絵巻のようなものを収録しようとしたのが始まりでした。

当初、富山の民話『十六人谷』をモチーフにした自然と人との交流を描くつもりが構想が長大になり、イントロだけで20分近くの作品になりました。(アルバムには『おとのたび』として収録しています。)これでは中途半端だからと、アルバムではなく、独立した語り舞台にしようと思いたち、更に出雲地方で似た民話はないのかとリサーチをはじめると、実に色々なことが絡まってきました。

そのなかで、ふいに引っかかってきたのが『かむなぎ(神巫、神凪とも書く)』と呼ばれる、いわゆるシャーマン集団の存在です。

律令国家成立以前の出雲地方(つまり古事記編纂よりも前)に、出雲地方を中心に活躍したとも言われる彼らは、それぞれがシャーマニズムを行い、森羅万象に宿る精気を『カミ』と呼び、そのメッセージや物語を民衆に語って聞かせたとも言われています。それぞれの方法でカミに仕え、聖地に歌舞音曲を捧げて神々に奉仕したとも言われます。

いずれにしても、彼らの行った祈りの形は、ごく自然崇拝的なアニミズムの領域であると同時に、支配構造、権力構造の入り込む以前の村落共同体の中で、自然と折り合いをつけつつより良く生きようとする人々のニーズに応えるものであったのでしょう。

そうして、もうひとつ引っかかって来たのが、古代の婚姻制度でした。

多くの方が認知しているように、例えば平安時代の貴族たちはいわゆる『夜這い』を常とした恋愛を行っていました。特定の相手と一生共にするという貞操観念などどこ吹く風、実におおらかな自由恋愛の形態を貴族などの高位の人たちが行っていたのです。
そうなれば当然、一般民衆においても、同様の習慣があったと思われます。

わざわざ、この問題を掘り下げた理由は、いわゆる古事記などの記紀神話には、男女の話、色事についての記述が多くみられるのに、この点について明るく語っているものがあまりないという点に疑問を抱いたからです。こと日本人は、性に関する問題についておおっぴらに語る事を良しとしません。そのくせ、気心知れた仲間同士や、女子会などでは、とても盛り上がる話題であったりします。

ところで、古事記の物語をこの視点からあらためて読み直してみると、実に気になる事が多く出てきました。たとえば国産み神話である『みとのまぐわい』は、モロな性描写がある性指南の章ともとれる内容ですが、女であるイザナミから声をかける(『誘う』)と奇形児ができるとか、ちょっと男尊女卑の匂いがすると多くの研究者の方が指摘しています。

古事記は、渡来系の人々が律令制度を持ち込んで作った大和朝廷の正統性を補強するために編纂された文献です(あえて言い切ります)となると、当然、ここに記載された物語は、渡来系文化の影響によって改ざんされている可能性が多いにあるでしょう。
そこで『かむなぎ』であったら、これらの祖型である物語を、どのように語ったのだろう?と考えたのが第二の視点でした。

文化の実相は、単に遺物として残っているものを調べるだけでなく、人の習俗や感覚、関心事の中にあるものを見ていかないと、リアルなものになってこないと考えます。

学術的にこうだとか、何何大学の教授が言うのだから、という事を当てにするのは今の文化です。
ですが、古代社会に於いて、人が集って聞きたいと思う話は、もっと楽しく、誰もが共感できるような物語であったと思われます。それはすなわち、今も昔も男と女の物語でしょう。

そんなとりとめもない妄想から、今回の舞台を企画しました。
まだまだ妄想の域を出るものではありませんが、さらにディープなミッションについては興味のある方は直接聞いて下さい。舞台の本編では、そうした内容を加味しつつ、オムニバス形式で構成しています。

今回はまず製作ノートとして、かいつまんだ内容を書いてみました。
今後、本編についての解説や進行状況など、折をみて書いていくつもりです。
乞うご期待!
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# by yuniwauta | 2012-08-28 01:35 | おとだま紀行

ゆほびか8月号にて

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16日発売の『ゆほびか』8月号で、愛の周波数528Hzの特集があり、僕も楽曲を提供させて頂きました。

そもそものきっかけは『ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz』の翻訳者である渡辺亜矢さんを通じて、今回のお話を頂きました。

528Hzとは、国際基準音であるA=440ではなく、それより4Hz高いA=444Hzで調律した時のC音になります。上記の本で詳しく取り上げられていますが、これは失われた音階と言われる古代ソルフェジオ音階のひとつで、ピラミッドの幾何学、古代π、フィボナッチ数列などとの整合性をはじめ、自然、宇宙と共鳴する周波数であり、この音を聴く事によって『傷ついたDNAが修復する』とも言われています。

528Hzの詳細については、本誌で渡辺亜矢さんの記事やマドモアゼル愛さんのインタビューなどもあり、他にも興味深い記事が満載ですので、是非ご購入ください!


日頃、癒しの仕事に関わる身として非常に気になる話で、一時はiPadのアプリを使ってこの音を鳴らしてクラニオ・セイクラルの施術に用いたりして検証していましたが、僕自身が体感として感じたのは

*心が穏やかになる(荒々しい感情、緊張、不安感が中庸になり、リラックスする)
*体の緊張がほぐれやすくなる(上記の感情起伏が治まるからもあるでしょう)
*電磁波影響が軽減する(これは確かな実感あり、電磁波過敏症傾向がある僕も、これを鳴らすとPC 作業が辛くない)

という点に於いては、間違いなくその効果というものがあると感じています。

今回、このお話を頂いた時、もしこの周波数が本当に傷ついたDNAを修復する効果があるのなら。是非原発事故の影響激しい東北関東の人たち、特に子供たちに、この音を届けたいという想いでいっぱいになりました。先に発売したアルバム『ゆにわ』にも『うみのあなた』という528Hzチューニングした琴を用いた曲を収録していますが、今回はインストルメンタルで、できるだけ長時間浸っていられるよう、適度に心地よく繰り返し空間に鳴らし続けられるようなアンビエントにする事と、電気的な音を排して生楽器のみで構成する事を意図しました。

タイトルは『ELIXIR』 エリクサー、不老不死の霊薬です。

使用楽器は琴(指、弓)弥生銅鐸、ネイティブアメリカンフルート(528Hzはこの楽器で鳴らしてます)弥生土笛、フヤラ、ピアノ、これに出雲大社裏の禊場である八雲滝の水音を加え、ちょうどスーパームーンの影響が強かった今年の5月5日〜6日にかけてレコーディングしました。
今回は孟宗竹で自作したマイクスタンドをほぼ全トラックに使用、音に更なる柔らかさが加わっています。ミックス&マスタリングは『ゆにわ』でもお願いした真田浩之氏です。

音源はマキノ出版のウェブサイトから無料ダウンロードできます。非常に音にこだわって作っていますので、可能な限り良質なオーディオシステムでご試聴頂けるとより効果が感じられると思います。
CARGOさんというもう一人のアーティストの方の音源もあります、どうぞお聞きください。

ダウンロードはこちら
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# by YUNIWAUTA | 2012-06-18 00:55 | おとだま紀行

ゆにわ 10年ぶりの新アルバム、リリースしました!

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昨日、古代出雲歴史博物館の企画展『弥生青銅器に魅せられた人々 その制作技術と祭祀の世界』が開幕となりました。
オープニングセレモニーで、今回のテーマ曲『むすびていはふ』の演奏もさせて頂きました。

気がつけば、歴博での企画展テーマ曲制作も通算3作目となり、これを機に、アルバムを作ったらどうだろうという事になったのは、昨年の夏の頃だったと思います。
昨年は、東日本大震災と続く原発事故という大きな衝撃に翻弄され、一時は音楽などやる気になれなくなってしまった時期もありました。そんな中で制作の依頼を頂く度、その企画展に関する色々な事を調べたりしているうちに、古代の人々はどうやって自然と調和し、共同体としての暮らしをうまくやってこれたんだろう?と言う問いが、今まで以上にリアルな現実感を持ってきました。

そうして、自分なりに考えていくうちに、ここには、この困難な現代を生き抜いてゆくためのひとつの答えがあるように思えてきました。いわば古代からの贈り物とでも言うようなこのメッセージを、できるだけシンプルな形で音楽にしようと試みた結果、いつの間にか一枚のアルバムが完成しました。

今回はジャケット・アートを大田市在住の現代美術家若智大暉氏に、ミックス&マスタリングはNY在住のエンジニア真田浩之氏にお願いしました。彼とはなんと20年ぶりの共同作業で、今回はネット経由でファイルをやり取りし、連日skype会議を繰り返しつつという作業で、時代の変遷を感じました。

歴博テーマ曲3曲と、特別展観音巡礼に因んで書き下ろした『波羅蜜多』、10年以上レパートリーになっている秀真伝の『あわのうた』の新バージョン、海の癒しといのちの巡りを通して、被災地で犠牲になった方々の魂に捧げた『うみのあなた』、様々な民族楽器を駆使した19分超の自然賛歌『おとのたび』を収録した、渾身の一枚です。全7曲、¥2,000です。

アルバム取り扱い店舗3/26現在

ゆにわ 090-9805-8860 yuniwa@i.softbank.jp(メール便、通販も可能です)

古代出雲歴史博物館 ミュージアムショップ
http://www.izm.ed.jp/cms/news.php?mode=yoyakuadd&id=899

マリンタラソ出雲
http://www.talaso-izumo.jp/index.html

チーナカ豆 http://cyana.seesaa.net/

Est・a aloma esta.aroma@gmail.com

他、松江 Reco さんでも購入できます。

他にも、うちで取り扱ってもいいよ!という方がおられましたら、是非ご連絡下さいね!

ひとりでも多くの方に聴いて頂きたいです、どうぞよろしくお願いします!

ゆにわ 拝
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# by YUNIWAUTA | 2012-03-18 13:15 | おとだま紀行

2011年総括

ゆにわは昨日で今年の仕事おさめ。

ボディワークでも、今年も沢山のお越し、ありがとうございました!
今年は特に震災と原発事故、世界中で起こった異常気象や動乱など、世の中の変化が大変激しかったので、クライアントさんの身体にもいつもにない変化が大きくあり、また自分自身も大きな意識変化を余儀なくされた一年でありました。

一時、震災のショックから音楽活動の方には気持ちが向かえなくなったりしましたが、何故かワークショップでは子供に関わるオファーを多く頂いた事で大きな癒しを得て、また自分自身が向かうべき方向性も見えてきたように思います。

2011年 一年の総括

1月
・松江青少年支援センターでの活動延長でドラムスクール開始。
・飯塚ドラマスクールにて、今まで社会人向けにしか開催してこなかったソングワークを初めて子供達に。
・佐賀 託老所でのワークとファミリーシアターに初参加。佐賀インプロメンバーとインプロライブ。

2月
・古代出雲歴史博物館の企画展テーマ曲「CROSS ROAD」作成、TVCMなどでも曲が流れる。

3月
東日本大震災発災
・飯塚ドラマスクールOB公演、インプロ公演
・歴博にてライブ。音楽、パフォーマンスの存在理由について、より深く考えるようになる。

4月
脱原発集会に参加。音楽活動に気持ちが向かえず、社会運動含め、世界の情勢、裏側の真実追求に執心。

5月
上関へのリサーチ、友人と共に脱原発集会主催。
・歴博にてトークライブ

6月
・旧大社駅にてライブ(映像使用の試み)
・安来市宇賀荘幼稚園にてワーク、幼稚園児50人は流石に大変だった…リベンジ希望!

7月
・古民家にてビジョン茶話会
・大阪にて子供対象にワーク。

8月
・大阪にて子供対象にワーク。
・飯塚インプロメンバーと被災地(宮城県)へ
インプロ公演、ワークショップ、大川小学校にて音の献花。
・古代出雲歴史博物館の企画展テーマ曲「たたらうた」作成。

9月
・大阪にて子供対象にワーク。
・歴博観月会ライブ。
自然との繋がりを思い出すべく屋久島へ。
屋久島~霧島山系~高千穂~阿蘇山と縄文文化と神話の旅。

10月
・大阪にて連続ワーク。

11月
・古志古民家塾にて生楽器のみの企画ライブ「五蘊礼拝」
・温泉津町井田文化祭イーデンイーデン出演。優勝。米俵一俵獲得。

12月
・「子供とメディア」にて、家族の歌つくりワーク。
・インプロ集団「モザイクス」公演
・飯塚ドラマスクール発表会。
・インプロマラソン 初参加。


こうして振り返ってみると、今年は色んな場所で特に子供達に触れる機会が多かったと思います。大阪での4連続ワークでは図形楽譜での作曲、演奏に挑戦してもらったりしながらも、積み重ねによって子供達の中からも自然と歌が産まれてくるのに感動しました。また、飯塚での家族の歌つくりワーク。
当初はどうなることかと心配しましたが、見事に四家族のそれぞれのオリジナルソングができました。
予定があったのに、帰りたくないと言って残ってくれた子供が居たのも嬉しかったです。

僕自身子供は大好きですが、現代の子供が置かれている様々な問題に対しても、色々と思うところがあり、今後地元に於いても、何らかのアクションを起こせないかと画策中です。ワークショップなど、企画中の方やご興味ある方、是非ご連絡を!

歴史博物館でのテーマ曲作成のオファーや観月会、ミニライブなども今年は沢山させて頂きました。次回3月の青銅器展のテーマも作成中で、ここまでで一枚のアルバムにしてリリースの予定です。
また、「五蘊礼拝」のアルバムも同時リリースの予定です。

また、一年を通じて、飯塚メンバーとは被災地訪問や舞台公演、インプロライブも含め様々なシーンでご一緒させて頂きました。何せ震災の翌日に飯塚でしたから…リハ中にTwitterで一号機の爆発の記事を見た時の衝撃は今でも忘れません。図らずも、今年始め頃から上関での原発建設に関する騒動に関心を寄せ、自分なりに原発事故や放射能影響について調べていた最中でしたので、東京に居る友人の事も含め、目の前が真っ暗になりました。そんな中での公演でしたから、メンバーとは独特の深い縁があるに違いないと感じています。

飯塚での今年最後の日に、山田先生から大川小学校のご遺族の方からお米と一緒に送られて来たお手紙と詩を頂きました。満月の照らす中で捧げさせて頂いた音楽と、皆さんで歌った大川小学校の校歌。
その時に聴こえた子供達の歌声は今でも忘れません。送っていただいたお米は、遺族の方の未だ癒えぬ涙の味がしました。

おそらく誰にとっても激動の一年であったと思われる2011年でしたが、今年出会った沢山の方々、お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんにとっても、また来年はより良き一年となりますように。
被災地の方々の痛みが癒されますように。
世界が平和になりますように。
心よりお祈りしています。

歌島 拝
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# by YUNIWAUTA | 2011-12-28 13:37 | 雑記帳

沈没船には乗らざるべし!

震災から7ヶ月、またも世田谷や横浜で高い放射線量のマイクロホットスポットが見つかり、原発の状況は、政府発表とは裏腹に全く収束の方向性が見えていません。
こうしたニュースの影に隠れて、こそこそと、しかもはっきりと状況が見えにくい中で着々と進みつつあるのがTPP。
なにせ内情がよく分かっていないうえ、報道の方も今イチ歯切れが悪い、一見農業問題かのように思われがちですが、実はトンデモナイ問題を含んだ、ムチャ振り契約とでも言えるようなシロモノです。

大変分かりやすいまとめサイトがありますので、TPPって何?という方は、まずこちらをお読み下さい。

『サルでもわかるTPP』
ここをクリック

そして先日行われた岩上安身氏による元農林水産大臣山田正彦氏へのインタビューも、是非ご覧下さい。山田氏は『TPPを慎重に考える会』の会長もされています。

http://iwakamiyasumi.com/archives/13430


震災復興と原発問題で大変な事になっている日本。
こんなものを許してしまうと、原発どころの騒ぎでなくなってしまうかもしれません。。。
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# by YUNIWAUTA | 2011-10-13 13:11 | 雑記帳

たたら展、神迎えライブとイーデン・イーデン 

気付くと原発関連の記事ばかりで、ゆにわはちゃんと活動しているのか?と言われそうですが、たまには音楽活動の方のお知らせを....

直近では古代出雲歴史博物館の観月会にてのミニ・コンサート、今年で3年目になります。毎回呼んで下さって本当にありがたい。今年は月も見事に出てくれて、お客さんも200名超、心地の良い夜でした。
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今回は10月7日(金)から始まる企画展『たたら製鉄と近代の幕開け』のテーマソングの発表も含めていました。(TSKのCM枠では流れているはずです)歴博のHPにて試聴できますので、よろしければ聴いて下さい。たたら踏みの労働歌というイメージで作りました。

企画展「たたら製鉄と近代の幕開け」


ここからはライブのお知らせ。
来る11月3日〜6日、神戸を中心に活動中のアートセラピスト森すみれさん主宰のワークショップが出雲の古志古民家塾にて開催されます。

詳細はこちら〜アーツ・コミュニケーション・ラボ

相方の智美が森さんからアートセラピーの手ほどきを受けているご縁で繋がったのですが、このワークショップの中の5日2時からの即興演奏ワークと7時からのライブで関わらせて頂く事になりました。ライブはワークから別枠になっていますので、ライブだけ参加、もちろん大歓迎です。

図らずも、このライブ、ちょうど今年の神迎え神事の日と重なっているんですね、しかも7時スタート。(出雲大社のご神事は歌舞音曲禁止なんですが、古志は離れていますので、こっそりやります。)

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ライブ日時 2011年11月5日(土)18:30open 19:00start
場所    古志古民家塾 google mapで表示
参加費 1500円(チャイ付き)
お問い合わせ先 アーツ・コミュニケーション・ラボ
        e-mail mail@a-c-lab.com tel&fax 078-361-0128
お申し込み先  mail@a-c-lab.com または 古志古民家塾 0853-31-8211

もしくは『ゆにわ』までお申し込み下さい。
古志古民家塾は、一級建築士の江角さんのアトリエで、古民家を改装した素敵すぎる空間です。
薪ストーブやかまど、周囲の静かな森の音などと一緒に、ゆるりとした夜のひとときを演出します。



さて更に、これは僕たちの出演だけでなく、募集も兼ねておりますが。
友人で、大田市在住の彫刻家であるウラニウムさん(実は本名をまだ知らない)が企画に関わっておられる『超一芸一俵日本一大会”イーデン イーデン”』というお祭りがあります。

HPはこちら〜イーデン イーデンHP

『超一芸一俵日本一大会 "イーデン イーデン"』
島根県大田市温泉津町井田開催の「井田産業文化祭」において超一芸一俵日本一大会 ”イーデン イーデン ”を催します。最優秀賞は米俵一俵。 

応募対象:歌、演奏、演説、ものまね、ペットの芸、替え歌、お笑い、漫談、落語、演劇、自慢話、語学能力、計算能力、記憶能力、踊り、ダンス、パントマイム、独創詩や文の朗読、アート、その他人前に披露できるものすべて。 

日時:2011年11月20日 (日曜日) 午後 15時 場所;島根県大田市温泉津町井田 ロー255番地 井田まちづくりセンター 

持ち時間:5~10分  

条件;お米が好きな人、老人を大事にする人  

審査 : 見学する町民全員(数百人)による投票 
一等賞品の米(60キロ)は60の農家のそれぞれの米が別々に詰められ、60種類の米味が楽しめます。参加者にも小米俵進呈! 寝袋持参で無料宿泊可 

問合せ&申込みは 井田まちづくりセンター 
TEL 0855-66-0711 または メルアド mc-ida@iwamigin.jp 


との事です。

我こそはという方、是非、ご参加を!
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# by YUNIWAUTA | 2011-10-04 01:04 | おとだま紀行

もの言わぬは腹ふくるる...

昨日9月19日。

都内では作家の大江健三郎氏などの呼びかけによって『さよなら原発アクション』と称する大規模なデモがありました。明治公園だけで6万人も集まったと言われますが、ほとんどの報道機関はわずかに取り上げるか無視されてしまいました。

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動画もあります。




上記動画の中には沢山の方のスピーチが収録されています。

最後の「ハイロ(廃炉)アクション福島原発40年実行委員会」の武藤類子さんのスピーチが『猫ぼけ生活』さんのブログ(http://ameblo.jp/cats-dararaka/)に書き起こされていましたので、ここに転記させて頂きます。

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福島の皆さん、どうぞ立ち上がってください。
今日は福島県内から、避難先から、何台もバスを連ねて、
たくさんの仲間と一緒にやってまいりました。
初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。
それでも福島原発で起きた悲しみを伝えよう。
私達こそが原発いらないの声をあげようと、声を掛け合い誘い合ってやってまいりました。

はじめに、申し上げたいと思います。
3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆることに取り組んできたみなさん、
ひとりひとりを深く尊敬いたします。
そして福島県民に温かい手を差し伸べ、繋がり、様々な支援をしてくださった方々に
お礼を申し上げます。ありがとうございます。
そしてこの事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供達、
若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心から謝りたいと思います。
本当にごめんなさい。

さてみなさん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を望む
浜通り、桃、梨、林檎と果物の宝庫の中通り、猪苗代湖と磐梯山のまわりに黄金色の
稲穂が垂れる会津平野、そのむこうを深い山々が縁取っています。
山は青く、水は清らかな私達のふるさとです。

3.11原発事故を境に、その風景に目には見えない放射能が降り注ぎ、
私達は被曝者となりました。
大混乱の中で、私達には様々なことが起こりました。
素早く張り巡らされた安全キャンペーンと不安の間で、引き裂かれてゆく人と人との繋がり。
地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人が悩み悲しんだことでしょう。
毎日毎日、否応なく迫られる決断。
逃げる、逃げない。食べる、食べない。
子供にマスクをさせる、させない。
洗濯物を外に干す、干さない。
畑を耕す、耕さない。
なにかに物申す、黙る。
様々な苦渋の選択がありました。

そして今、半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
事実は隠されるのだ。
国は国民を守らないのだ。
事故は未だに終わらないのだ。
福島県民は、核の実験材料にされるのだ。
莫大な放射能のゴミは残るのだ。
大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ。
私達は捨てられたのだ。

私達は疲れと、やりきれない悲しみに、深いため息をつきます。
でも、口をついて出てくる言葉は、
「私達をバカにするな」「私達の命を奪うな」です。

福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
子供達を守ろうと、母親が父親が、おじいちゃんがおばあちゃんが、
自分達の未来を奪われまいと若い世代が、
大量の被曝に晒されながら、事故処理にあたる従業者を助けようと労働者達が、
土地を汚された絶望の中から農民が、
放射能による新たな差別と分断を生むまいと障がいをもった人々が、、
一人ひとりの市民が、国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声を上げています。

私達は静かに怒りを燃やす、東北の鬼です。
私達福島県民は、故郷を離れるものも、福島の土地に留まり生きるものも、
苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私達と繋がってください。
私達が起こしているアクションに注目してください。
政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発放射能についての学び、
そしてどこへでも出かけ福島を語ります。
今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。
思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。
私達を助けてください。
どうか福島を忘れないで下さい。

もうひとつ、お話したいことがあります。
それは私たち自身の生き方、暮らし方です。
私達は何気なく差し込むコンセントの向こう側を想像しなければなりません。
便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っているということに、
思いを馳せなければなりません。
原発は、その向こうにあるのです。

人類は地球に生きるただ一種類の生きものにすぎません。
自らの種族の未来を奪う生きものが、他にいるでしょうか。
私はこの地球という美しい星と調和した、まっとうな生きものとして生きたいです。
ささやかでもエネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、
豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。
どうしたら、原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか、
誰にも明確な答えはわかりません。

できることは誰かが決めたことに従うのではなく、
一人ひとりが、ほんとうにほんとうに、本気で自分の頭で考え、
確かに目を見開き、自分が出来ることを決断し、
行動することだと思うのです。
一人ひとりにその力があることを思い出しましょう。
私達は誰でも変わる勇気を持っています。
奪われてきた自身を取り戻しましょう。
原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横に広がり、繋がり続けていくことが私達の力です。

たった今、隣りにいる人と、そっと手を繋いでみてください。
見つめあいお互いの辛さを聞きあいましょう。
涙と怒りを許しあいましょう。
今繋いでいるその手の温もりを、日本中に世界中に広げていきましょう。
私達一人ひとりの背負っていかなければならない荷物が、途方もなく重く
道のりがどんなに過酷であっても、目を逸らさずに支えあい、
かろやかに、ほがらかに、生き延びていきましょう。

ありがとうございました。

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# by yuniwauta | 2011-09-20 21:55 | 雑記帳

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


by yuniwauta
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