ゆにわのうたひ

yuniwa.exblog.jp ブログトップ

忘備録

原発関連で、僕自身有用な情報であったと思えたインタビュー映像などをまとめ


京大原子炉実験室 小出裕章氏のインタビュー(by 岩上安身氏) 4月10日
再臨界の可能性等についても示唆。


立命館大学 大島堅一氏インタビュー(by 岩上安身氏)
(原子力についてのコスト神話〜原子力は安価なエネルギー〜という話は全くのデタラメというお話)



原子力資料情報室

後藤政志氏 東芝・元原子炉格納容器設計 者、工学博士
田中三彦氏 元原子炉製造技術者
両氏を中止として、原発問題についての様々な情報を集約しています。
http://www.cnic.jp/
[PR]
# by yuniwauta | 2011-04-12 23:39 | エネルギー

鉱物と人と

カルフォルニア在住の表現アートセラピストである笠井綾さん。
妻が先日ワークショップを受けて来たのですが、その後のやりとりの中でこのような興味深いお話を聞きました。
笠井さんに許可を得ましたので転記します。

『実は去年こんな話を知りました。広島と長崎の原爆に使用されたウランは、カナダの北にある先住民のデリネという村から採掘されました。(歌島注 実際はアメリカのフォーコーナーズと呼ばれるナバホやホピの居住地から採掘されたウランが日本で落とされた原爆に使われたようです。カナダのデリネも先住民の土地でウラン採掘場です。)本来大地とともに行きている彼らは、自分達が大地から掘ったものが、顔も良く似た兄弟のような日本人を大量に殺害する事に使われてしまったことを知ってとても悲しみ、今でも傷ついているというのです。過去に長老らが広島に来て謝罪をしました。そこに縁のある友人と近々その村にコミュニティワークをしに行くつもりでいたんです。そこで今でも採掘による汚染の中で暮らしている人達と共同で広島長崎のヒーリングワークができたらいいなと思っていたのですが、今回の原発のことがあってから、それがますます大切に思えてきました。ウランの鉱脈と共に生きてきた彼らと対話したり、アートしたりする事から何かが学べるかもしれないし、これから起こっていく癒しと変容には彼らも含まれなけらばならないと思っています。』



ウランを採掘している人たち。
今の原発問題では、既にペレットの状態になったウランやプルトニウム、炉心の状態や放射能などの論議は多くありますが、遡って採掘現場のところに想いをはせる事、僕自身はすっかり忘れていました。ウランはそれそのものが放射性物質なので、採掘にも高いリスクがあります。
しかし、そこで働く人々は、こうした先住民や貧困層の人々で、放射能の危険性も知らされず肺がんなどで亡くなる方がたくさんいるそうです。

原発の定期検査などで、炉心を清掃したり修理するためには、高い放射線量の場所で作業する方々が必要です。これを被爆労働と呼びますが、現在、福島で必死の作業をされている方々もこうした方々です。今は分かりませんが、一時、ホームレスや低所得者、外国人などを使って電力会社の下請けの下請けといったところでかき集められた低所得者層の方々が、こうした労働に従事し、またガン等の病気になりつつも保証されることなく闇に葬られているとも言われています。



原発という電気エネルギーや利権、はたまた兵器産業のようなものと結びついた巨大な怪物について考えると、何だかあまりに巨大な闇と戦っているようで、気が遠くなってしまいます。
しかし、これらを底辺で支えている人たちの事を思うと、もっと事柄がシンプルに分かります。

私たちは、誰かの命が犠牲になるようなエネルギーを使って、本当に幸せになれるのでしょうか?
答えは、明らかだと思います。
そして、こういう視点に立ち返って今起こっている事をもう一度見直してみると、もっと本質的な解決の方法が見つかるのではないかと、思えて来ました。


特に先住民の方々が鉱物に触れる感覚というのは、もっと隣人のようなものなのではないでしょうか?ヨーロッパでも、ウランは着色料としてガラス製品に使われたりしていますが、大量に濃縮すると危険なウランも、少量で使い様に寄っては非常に身近なものだったのです。

近代文明の代名詞のような大量生産、大量消費の構造は、少量なら害のないものですら毒へと変えてしまったのかもしれません。これは私たちの再現のない欲望や、利便性への追求の結果、その裏側で育って行った文明の負の側面と言わざるを得ません。

今起こっている事から、私たちは何を学べるのか?
今はまだ分かりませんが、きちんと目をそらさずに見届けるという事は大切だと思います。
そして、どう行動するのか。

今日も、眠れぬ夜を過ごしそうです。。。
[PR]
# by yuniwauta | 2011-04-08 22:27 | エネルギー

原発問題について考える <3>

全くおかしな事になってきました。
震災、津波災害、原発事故。
これらの連鎖から本来国内外含め、世界中の協力を得てこの尋常でない事態をおさめなければならないのに、次々と起こる異常事態、情報の隠蔽。
これらをまともに報道しようとするフリージャーナリスト達は番組をおろされたりしています。

全力で復興支援に奔走しなければならないこの時に、より被害を拡大し、世界中から避難されはじめている日本。
"Pray for Japan"という呼びかけで、世界中から祈りと義援金などの支援が届いていたのに、原発事故に関する情報隠蔽と、先日からの汚染水の海洋投棄を事前通知なしで行った事などから、日本は被災国から加害国とさえ呼ばれるようになりつつあるようです。

当たり前です。もし、これを中国や北朝鮮がやっていたら、私たちはどう思うでしょうか?
許せない!私たちの海になんて事を!と怒り狂うのではないでしょうか?
日本は、これを自国の漁民にすら言わずに、やり続けています。
全漁連の方々が、日本中の原発を止めろ!と怒るのももっともだと思います。

さて、このような政府や電力会社を批判する記事を書くと、削除されるかもしれません。
昨日このような文書が各通信会社あてに回りました。

−−(東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への
適切な対応に関する要請)


報道規制、政府対応の失態による事故被害の拡大の流れ、以下の動画をご覧下さい。
削除されないうちに、是非皆さん見ておいて下さい!

上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14085305

上原春男氏(福島第一原発3号機設計者)記者会見
(先生は温和な語り口でお話も分かりやすいですが、官邸から直接アドヴァイスを要請されながら、それが反映されない事に強い怒りを持っておられます。福島原発の復水機を設計した方です。)
http://www.ustream.tv/recorded/13809885
[PR]
# by yuniwauta | 2011-04-07 12:55 | エネルギー

原発問題について考える <2>

東日本大震災からもうすぐひと月になろうとしています。
前の日記で書きました上関原発の建設問題から始まって、いろいろと原子力やエネルギーについていた矢先にこのような大惨事が起こりました。

支援に向けての様々な活動に於いては、テレビ、その他のメディアでも多く報道されていると思いますが、僕自身気になって追い続けているのは福島原発の事です。
原発問題については、大手メディアがじょじょに取り上げなくなっていく傾向にあり、これは大変に危険な事だと思います。
僕のような素人目であっても、ひと月ちょっと情報を追っているだけで、おかしな事が沢山出てきます。

メディアや官邸など、必ずしも充分な報道がなされていないという指摘は、数多くの海外メディアでも言われており、例えば放射線量の予測図などはフランス、ノルウェー、台湾なども公表をしていますが、放出元である日本の気象庁は公表を見合わせています。

台湾の放射線予想図

これを見ると放射性物質の降下は日本だけでなく周辺諸国への影響もあります。不用意に国民に不安を与えない様にという配慮なのかもしれませんが、日本の信用問題にも影響するような事柄です。

恐らくテレビや新聞を主な情報源とされている方は、いわゆる安心情報的な報道ばかり知らされていないでしょうか? CMやバラエティで気分を晴らして、現状から目をそらすような番組で時間を過ごしてはいないでしょうか?

原発のような、事故に於いて、特に広範囲かつ長期的に影響を及ぼすようなプラント設備に関して、僕たちはあまりにも無知なまま、安心安全情報にやられてきちんと目を向けてこなかったと思います。本来はこうした場合にどうなるかというリスクについても、安心情報と同様に理解しておく必要があるはずです。

今はインターネットの発達によって、多くの情報が公開されるようになりつつあります。
もしお時間があれば、以下の動画をご覧下さい。(アドレスをクリックすると見れます。)
いずれも、原子炉そのものを設計したり、原子力に長年関わってこられながら、その危険性について訴え続けている方々です。

京大原子炉実験室の小出裕章教授の講演。
http://www.youtube.com/embed/4gFxKiOGSDk

原発そのものの設計に関わり、多くの被ばく労働者についても実際に見て来られた元GE 菊池洋一さんの講演

http://www.ustream.tv/recorded/13639335

その他、Ustreamやニコニコ生放送などが、東電記者会見、保安員記者会見などを編集なしで流して下さっています。ニュース等では数分程度しか流れませんが、実際は1〜2時間にわたって行われているような記者会見で、録画もされているので興味があれば見る事ができます。
また、多くの有益な情報がtwitter上に流れています。

今、必要な事は、一人一人がきちんと情報を受け取り、自分で考え、そして行動する事と思います。
[PR]
# by yuniwauta | 2011-04-05 18:07 | エネルギー

原発問題について考え中 <1>

暫くtwitterばかりやってブログ更新が滞っているにも関わらず、覗きに来て下さっている皆様、ありがとうございます。ツイートをお読みになって下さっている方々には周知の事と思いますが、現在、山口の上関において、新規の原発建設で中国電力と反対派が激しく衝突しています。

ここの原発計画については既に30年近い抵抗の歴史がありますが、おおよそ大手メディアが取り上げない原発反対運動が、今回はtwitterやUstreamをはじめとするネット上で拡散し、多くの若者や原発反対運動をされている方々などがネット上、もしくは現地に集結し、様々な活動を行っているようです。

僕自身は元々尾道の生まれ。原爆を受けた広島の人間として、夏休みの登校日の度に『裸足のゲン』や『にんげんをかえせ』などの原爆映画や講演などを毎年のように見聞きして育ちました。核が持つ強大なエネルギーや放射能の恐ろしさは、もはや拭いきれないほどに深層心理にまでしみこんでいます。

そんな自分が出雲に越して来たのが8年前。
神々の集う聖域、古代日本のまほろばと、海幸も山幸にも恵まれたこの土地に癒しを感じ、ついに定住を決意するに至りました。しかし、その影でちょっと引っかかっていたのが島根原発、実際直線距離ではここ出雲大社周辺でも原発から40キロ圏内にあります。

しかし、普段それほど話題にのぼる訳でもないし、鹿島町の方面に行く事も滅多にない状況では、その存在すら忘れている事もしばしば、しかし、この夏、島根町の海の美しさに惹かれて足しげくこの界隈を訪れるにつけ、原発の存在はどうしても心の端っこで気になっていたのです。

そして、先月の20日頃、たまたま自分がフォローしていた方のつぶやきから上関の原発反対運動の事を知り、中国電力のやり方に疑問を感じました。そして、自分なりにも色々と情報を集めていくと様々な疑問が次々と。。。そうして、上関の状況に対して少し発言しているうちに、だんだんと自分の足下が気になってきました。

原子力発電に関する問題自体、広範な知識や多方面での影響などを考慮しないとおそらく間違いだらけの主張になってしまうでしょう。僕自身も識者の方から『そりゃ幼少時の刷り込みでしょ、もっと勉強しなさい!』なんて言われれば、それまでかもしれません。
それに、こうしてブログを書いている今だって、中国電力の供給する電気を使っている。これには島根原発で作られた電気も入っている可能性があります。。。

と、色々と前置きしてしまいましたが、もし、この問題に興味を持った方は、是非、ご自身でも色々と調べてみて頂きたいです。推進派、反対派、容認派、知らんぷり派、色々あると思います。

ただ、エネルギー問題は、現在危急の課題としてこの文明を生きる全員に課せられています。
その他の環境問題と同じく、国とか電力会社に一任すればいい問題ではなく、一人一人がきちんと向き合って考えるべき課題ではないでしょうか?
しかし、じゃあ電気使うなとか、そういう短絡的な答えは現実的でない。代替できるものはないのか、それぞれの家庭や個人で取り組めるようなものはないのかと、色々と考えてみる事が大事だと思っています。

僕自身は、とりあえず夜更かしを止めて12時消灯という事から始めています。
そしてこれからも色々と勉強しなくては、と思っています。


"原発"に揺れる町~上関原発計画・住民たちの27年~
以下3部まであります。
http://www.youtube.com/watch?v=1EwQHB-Iqp8

放射能のゴミを考える - 01
広瀬隆さんの講演 10部までありますが、非常に濃い内容。
とても分かりやすい解説ですので、是非一度は見て頂きたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=SG_0j6VuwsE
[PR]
# by yuniwauta | 2011-03-02 23:43 | 衣・食・住

始動

c0037400_0101790.jpg
気付くと年が明け、2011年になりました。
喪中につき、恒例のご挨拶は致しませんが、皆様、これからもどうぞよろしくお願いし致します。

今年の山陰は大雪の被害で大変でした。幸いこのあたりは大した積雪はなかったのですが、年末年始と実家の尾道への帰省の際、54号線を通ったのですが(当初、雪を避けて高速を使おうと思っていたので、これは助かりました...)三刀屋から赤名を越えるあたりまではアイスバーンで、初めてチェーンを装着してゆるゆると雪道を走りました。
災難と言ってしまうとそれまでですが、途中の銀世界は目が覚めるようでしたし、たまたまBGMに持って行ったベートーベンの交響曲集は意外と雪山の風景にマッチして快適なドライブを楽しめました。

ところで、この休日中、普段やりたくてもやれなかった部屋の模様替えやら壊れた照明の修理やら、さては今後使用できる様に2階の納屋部を大掃除する事など色々とやっているのですが、こういう『気付いてはいるのに、やり残している事』の何と多い事か!という事に愕然。

僕は、比較的気付いたらすぐやってしまわないと眠れないようなタチで(言い換えるとこらえ性がないんですが...)割合、あまり先延ばしにならないように、依頼が来た仕事はすぐやるとか、そういう性分のはずでした。
が、いつしか『まあ、何とかなるさ...』と、どこかでネジが外れた、いや外したのかも?まるで、夏休みの最後で宿題の山に辟易する子供の様に、いつも何かと残している事が判明。
もちろん、目先の閉め切りがある仕事はきちんとこなしてはいるのですが、期限がない仕事や、家の補修、手紙の返事やHP更新など、色々な懸案事項が山積みに....

当然といえば当然なんですが、ちょっとした『やり残し分』が片付くと、その分ふっとココロが軽くなるんですよね。例えば、僕の部屋はスタジオ兼用ですが、機材の置き場がごちゃごちゃになっていたり、書類や楽譜が積ん読状態で放置されていたり、はたまた照明器具が壊れていたり..と散々でしたが、少しずつ整理されてゆくにつれ、ココロにゆとりができるというか、何だか気分が良くなってくる。

という事は、逆に言えば、こういう中途半端な状態を放置しておいた結果、どんどんココロに重荷になってきて、いつしかやる気もスピードも減退...という事になっていたのかも!?


という訳で、今年の目標は


『仕事を残さない!』(苦笑)


懸案事項というヤツをできるだけ消化し、ココロを軽やかにせねばと思っております。

そして、数年ぶりのアルバム制作。
これもずっと延びていましたが、色々アイデアを練りこんでいるので、今年中に必ず仕上げます!
乞うご期待!


それでは、皆様にとっても、軽やかな邁進の一年となりますよう!

ゆにわ 歌島 
[PR]
# by yuniwauta | 2011-01-05 00:48 | 雑記帳

向こう側へ

去る11月30日、尾道の祖母が亡くなりました。

享年87歳。

僕が覚えている限り、盲腸と網膜剥離があったくらいで、これといって大きな病気もなく、亡くなる直前まで普通に生活し、押し車を押して畑にも出ていたそうです。
亡くなる日の前日だけ、母親の介護を受け、当日の朝も自分でリンゴを食べ、まるで眠る様に静かに、向こう側の世界に旅立ってしまいました。

祖母の容態の変化の知らせを受けたのは亡くなる前日の昼過ぎ、父親からのメールでした。
翌日、見舞いに駆けつけようと家を出て間もなく、息を引き取ったという知らせ。
それまで、何の前触れもなかったために、僕の中でもあまりにも突然過ぎて、葬儀も滞り無く終えて、今こうして日記を書いていても、まだ正直実感が湧かないのです。

僕の一番古い記憶は、歌の海岸を祖母と散歩しているところから始まります。
トムとジェリーの型抜きのガムを買ってもらって、夕方の海岸を歩きながら食べていました。
『マー君、甘いもんばっかり食びょったら虫歯だらけになるど。』
そんな事を言われた記憶があります。
確か3歳頃の記憶ですから、祖母は50歳くらい。今の僕は、その頃の祖母と、すでに10歳くらいしか違わない年になってしまいました。

昔の祖母は、割合、古い田舎の因習に縛られていたように思います。
人目を異様に気にしたり、近所のうわさ話をしたり、理由もなくやってはいけない事があって、そこはテコでも動かない。幼い僕はしょっちゅうそんな祖母に反抗しました。
中学を卒業して福山に引っ越すまでの15年間、同じ家にずっと暮らしていましたが、僕は祖母にはとにかく我が儘の限りを尽くし、反抗し続けていました。

それからは盆と正月の僅かな時間だけ、何年も帰らない時もありました。
ここ10年くらいの間は、それでも年に一度は顔を見せには行っていたように思います。
いつしか、祖母も柔和になり、僕自身も色々と波に揉まれていくうちに、お互い穏やかに話ができるようになって、ここ数年は本当に優しく、時に少女のように笑う『可愛らしいおばあちゃん』になっていました。

近しい友人や知人の死は、今までにも何度も経験してきましたが、幼少時に一緒に暮らしていた家族の死というものは、実のところ初めてと言っていい経験で、特にこうして家を離れて暮らしている今となっては、祖母の死をどう受け止めたらいいのか、分からないでいます。

しかし、祖母の死に顔は本当に穏やかでした。死化粧をした祖母は奇麗で『あれ?おばあちゃん、こんなに美人だったかな?』と思ったほどでした。単に眠っているだけで、ふと目を開けて『マー君か?』と言い出しそうなくらい。
骨になって火葬場から出て来た時、ああ、これで本当に終わりだなと思いました。
帰る身体が無くなってしまった。
もう、おばあちゃんに触れる事はできないんだな、と。

今、思う事があります。
ちょっと変なんですけど、祖母があちらの世界に旅立って行ってしまった事で、『ちょっと遠い外国に家族がいるんだ。』みたいな気持ちが、いつからか湧いてきました。
向こう側と、こちら側が、繋がったとでもいうか。
不思議な気持ちです。
もう距離は関係ない。
どこにでもいるし、いつでも話す事ができる。
今となっては『ありがとう』しか出てきません。
『うるさいよ』とか『放っといて』なんて言いません。


おばあちゃん。ありがとう。
可愛がってくれて、ありがとう。
僕の身体は、4分の1、あなたです。
あなたの孫で、良かった。

今、本当に、そう思います。
[PR]
# by yuniwauta | 2010-12-05 01:52 | 雑記帳

隠岐 西ノ島へ

先日、はじめて隠岐に行ってきました。
今年目覚めてしまった潜り熱が冷めやらず、よく下調べもせずに勢いで。
今回は島前の西ノ島への1泊2日、もちろん、目的は『海』です。
が、しかし、地元の方の知る穴場とか分からないし、今回は下見程度でレンタカーも借りなかったので、バスで行ける西ノ島で一番メジャーな海水浴場らしき『外浜海水浴場』へ。
c0037400_2235750.jpg

期待通りの透明感!晴れ渡る空!照りつける太陽!
絶好の潜り日和と思えるのですが、何故か海岸には誰もおらず。
この湾は遠浅で、潜るにはちょっと物足りないので、そのまま横の岩場を10分くらい歩いて湾の外に出ました。
で、こんな場所へ。
c0037400_22135068.jpg

ここの岩場は1mほど岩の棚で、そこからはどんと深くなっていてエントリーしやすい。
水深は10m前後でしょうか?
ちょっと覗いてみると魚たちの群れが見え、嬉しくなって準備体操もろくにせずに入水。
数百匹のチャガラの大群やソラスズメダイ、イシダイの群れ。メバルやヒラメ、カワハギやら大物もたくさん。何より素晴らしい透明度と海のブルー。
地形もホールがあったり崖があったり草原があったりで変化に富んでいて飽きませんでした。
ただ、新調したロングフィンに慣れてないのと、おそらく脚力不足で疲れが出て来たので2時間ほどで上がりました。

翌日は山歩きしたかったので、国賀海岸へ浦郷から徒歩で。
途中道を間違えて山中を歩いたり、放牧の牛馬に遭遇したりして遊びつつ通天橋へ。
c0037400_22275741.jpg

これはやっぱ凄い、ダイナミック!ガイドブックにも必ず載ってるので、すぐにそれと分かりましたが、思いの外大きくていい感じ。この先に有名な摩天崖があったのですが、バスの時間に間に合わず今回は断念しました。(バスの本数が少な過ぎる事と、ソフトバンクが一切使えないのが大きな要因、タクシーを呼ぶ事もできず....iPhoneは隠岐ではただのデジカメか!?)
しかし、そんな事はどこ吹く風。
僕には眼下に広がる国賀海岸の海を見て、今度来たらあそこ潜りたいな...と思った次第でした。
c0037400_22324046.jpg

[PR]
# by yuniwauta | 2010-08-28 22:34 | フリーダイビング

海三昧

今年は素晴らしい夏のおかげで、海に行きまくっております。
こんなに休日の度に海ばかり行ってるのは小学生以来かも!?
一昨年、ひょんな事からフリーダイビングに興味を持ち、モノフィンを購入して一人練習に励んではや2年。去年は雨ばかりの冷夏で、スケジュールも合わずたった一度しか海に入れなかったのですが、今年は既に10回。海中の世界を堪能しております。

ところで、島根の海って、こんなに素晴らしかったのかと驚くばかり。
普通に海水浴でも、ちょこちょこプライベートビーチを見つけたりして遊んでいましたけど、潜る楽しみを知ってしまうと、また違った海の顔に沢山出会えました。
c0037400_2294820.jpg

まず、今年最初の海は猪目海岸。
ここは猪目の洞窟という出雲風土記で黄泉の入り口と呼ばれる洞窟があり、ちょっと怖い所。
でも、浅瀬から棚があってふっと5〜6m深くなるので、素潜り初心者の練習にちょうどいいかなと。でも、この日は透明度が今イチで、すぐに上がって多伎の海で遊びました。
c0037400_22144123.jpg

次は友人が教えてくれた島根町某所の穴場。ほぼプライベート・ビーチ状態で、浅瀬の岩場から段階的に深くなり、更に本格的モードに突入。ここではじめてイシダイの子供に水中で出会って感動。
でも、まだ初心者なのであまり無理はせず、岸に近いあたりをモノフィンで流しました。岩場の海の中の風景を初めて体験した思い出の海です。
c0037400_22211478.jpg

これは島根の海、もっと色々ありそうだと検索して見つけたのが、笹子ビーチ。
ここはそれほどメジャーでないみたいですけど、海水の透明度が県内一ではないかとの噂で、写真でも分かる通り、沖縄かどこかの島の風景のような素晴らしいマリンブルーに白い砂浜。周りには岩場もあり深度もあるので、適度にチャレンジもできて最高でした。写真では切れていますが、左側の岩場の方がダイナミックで、ここで初めて海中でタコに遭遇しました。逃げられましたけど....
c0037400_22305824.jpg

そして、ここは結構お気に入りの菅浦。
ここは施設が一つありますけど、僕の休日は閉まっていて使えません。でも、人があまりいないし、駐車場代も取られないのが良。白い砂浜から岩場、海藻の中を魚がいっぱいいて飽きない海です。
深いところで10mくらいかな?透明度も高くて、プカプカ浮いてシュノーケリングするだけでも充分楽しいと思います。

この他、温泉津某所、大田の某浜、多古など、お客さんや知り合いから教えてもらって目下探索中。
おすすめポイントありましたら、是非教えて下さい!
今年は5mmのウェットも買いましたので、まだまだ潜ります!
[PR]
# by yuniwauta | 2010-08-25 22:39 | フリーダイビング

海に溶ける

傷めていた背中が完治して、海水プール通いも通常再開しました。
でもモノフィンは少しお休み、おかしな癖がついているようなので、もう一度初心にかえってやり直しです。

痛みが完治するのに随分かかりましたので、自分なりに原因をじっくり考えたり、日常動作での体の負荷を観察したりという事が沢山できたのはある意味収穫でした。
結局、自己分析では原因は水泳、それと寝不足。
充分なアップをせずにスピードや潜水距離への挑戦をし続け、筋肉に無理な負荷をかけ続けたうえに、慢性的な睡眠不足が重なって、体に疲労がたまり、痛みを出したようです。

そんな中、先日、リハビリをかねてプールでゆっくり泳いでいると、隣にとある女性が入ってきました。
見慣れぬ顔でしたのでビジターさんだと思いますが、さして気にもせず泳いでいたら、隣を通り過ぎる彼女の泳ぐ姿にびっくり。あまりに静かで美しいのです。
全身、どこにも力が入っている様子もなく、ターンのあとはまるで弾丸のようにスーッと水の中を進んでくる。その横で泳いでいる自分ときたら、何だかバシャバシャとしぶきを上げて、あちこちに無駄な力が入っている感じ。

その時はさして思わなかったのですが、今日、それではっきりと思い出しました。
僕がフリーダイビングに興味を持った理由のひとつは、世界レベルのフリーダイバーたちの泳ぎが美しかったこと。そして、そこには水の流れを乱さず、まるで波ひとつたてないかのような静かな泳ぎがありました。

今日、もう一度初心に帰って、ゆっくりクロールしました。全身の力を抜いて、波をたてず、静かに、水に逆らわずにと。すると、ものの数分もしないうちに、自分の体が海水に溶けてゆくような感覚になりました。水が自分の体にぶつかるのではなく、体の中を通り過ぎてゆくような感覚。
これだ、と思いました。

水を乱して泳ぐと心が乱れます。
そこには無理にスピードを出したり、記録を伸ばす事ばかり考えている一種の戦いのようなエネルギーがある。
水を愛で、できるだけ優しく静かに泳ぐこと、それは祈りのようでもあり、瞑想でもあります。
それは戦いではなく、むしろ受容、一体となる感覚だと思います。
大げさなようですが、自然を壊すのではなく、共に生きるという事の小さな暗喩がここにも隠れていると感じます。

今年は実際の海で、この感覚に向き合いたい。
僕にとってフリーダイビングは深度を競うためのものではなく、海と一体になり、自然の声を聞く事なんだと改めて思いました。
c0037400_23322817.jpg

[PR]
# by yuniwauta | 2010-06-10 23:32 | フリーダイビング

ゆにわ主宰          歌島のひとりごと 


by yuniwauta
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31